3月10日はサボテンの日!
サボテンの日は岐阜県瑞穂市に本社を置き、サボテン栽培のトップメーカーであり、世界一の栽培面積を誇る「さぼてん村」を経営する株式会社岐孝園が制定しました。
日付は「サ(3)ボテン(ten=10)」と読む語呂合わせから。また、サボテンは3月に花を咲かすことからぴったりの日付です。サボテンの魅力を広く知ってもらうために制定されました。
この「サボテンの日」である3月10日にサボテンについて少し詳しくなりませんか?
サボテンとは?
サボテン(シャボテン、仙人掌、覇王樹)は、サボテン科に属する植物の総称です。原産はアメリカ、メキシコ、中米です。日本には16世紀後半に南蛮人によって持ち込まれたと言われています。
乾燥した砂漠や雨の少ない土地、高山などに生えている印象の強いサボテンですが、サボテンは水を好む植物であります。極度に乾燥する砂漠に分布する種でも、栽培下ではかなりの水を必要としています。そのため、他の植物が育ちにくい過酷な環境でも生きていけるように、葉、茎、根に水と栄養分を蓄えています。
観賞用としても非常に根強い人気のあるサボテンですが、実は食用のサボテンもあります。前述の通り、サボテンは栄養素を貯めこんでおり、豊富なミネラルと繊維質、ビタミンを含み、サボテンの生息地域では昔から貴重な食物として重宝されてきました。さらに傷の手当、熱さましなどの治療、肥満、二日酔いなどを予防する民間薬としても効果があるとされていました。
変わった形や棘が愛くるしいサボテン。よければもっと詳しく調べてみませんか?
ちなみに
株式会社岐孝園は、多肉植物が美しく綺麗な見頃に、11月20日を「多肉植物の日」に制定しています。また、関連する記念日として、3月9日は「3.9サキュレントデー」となっています。