ゲーミングPCの進化:個性を演出する“光るゲーミングPC”の魅力とは?
ゲーミング市場が急速に拡大する中、ゲーミングPCの需要がますます高まっています。特に注目を集めているのが、LEDライティングを駆使した“光るゲーミングPC”です。機能性だけでなく、視覚的なインパクトも兼ね備えたこれらのPCは、ゲーム愛好家やストリーマーの間で人気を博しています。
光るゲーミングPCが注目される理由
- ゲーム配信者の影響
YouTubeやTwitchなどのライブ配信プラットフォームでは、光るゲーミングPCを背景にした配信者を目にする機会が増加しています。鮮やかに輝くLEDライティングが配信映像を華やかに演出し、視聴者の目を引く効果を生んでいます。その結果、「自分もあのPCを使ってみたい!」と思う人が増え、光るゲーミングPCの需要が拡大しています。 - 個性の表現とインテリア性
光るゲーミングPCは、性能だけでなくデザイン性にも優れています。多くのモデルがカスタマイズ可能なRGBライティングを採用しており、自分好みの色やパターンを設定できるため、部屋の雰囲気やプレイスタイルに合わせて演出が可能です。ゲーム環境を個性的に彩るインテリアアイテムとしても人気です。 - 没入感を高める演出効果
光るゲーミングPCのLEDライティングは、ゲームプレイの没入感を向上させる役割も果たします。たとえば、ゲーム中の動きに連動してライティングが変化する設定では、プレイ体験そのものがよりダイナミックになります。
ゲーミングPCが光るメリット
ゲーミングPCが光っていることの実用的なメリットが実はあるのです!
- PC内部の状況が確認しやすい
透明なサイドパネルを備えたゲーミングPCでは、内部のパーツが光っていることで中の状態が視認しやすくなります。例えば、パーツのほこりやコードの断線、異常などにすぐ気付くことができ、メンテナンスや故障防止にもつながります。また、暗い部屋でゲームをする際も、内部の確認がしやすくなるメリットがあります。 - パーツが動作中である合図
パーツが光ることで、動作中であることを視覚的に確認できます。例えば、冷却ファンが通常は光っているが、突然光らなくなった場合、ファンが止まっている可能性に気づけるなど、異常を早期に察知する手助けとなります。このように、光がPC内部の状況把握に役立つケースもあるのです。 - 通常のデスクトップPCとの区別
ゲーミングPCが光ることは、通常のデスクトップPCとの差別化要素にもなっています。光るPCを見ると、ゲーミングPCだと一目でわかるため、パッと見ての認識がしやすいことが、独自のアイデンティティとしても機能しています。 - 見た目がかっこいい・おしゃれ
ゲーミングPCが光る最大の理由の一つが、見た目のカッコ良さやおしゃれさです。PCケースは基本的に直方体のシンプルなデザインが多いため、光ることでデザイン性が高まり、インテリアとしても映える要素を持っています。
光るゲーミングPCの選び方
- 性能を確認
光るゲーミングPCはビジュアルが目を引きますが、基本的なスペックも重要です。ゲームを快適にプレイするために、CPUやGPUの性能、ストレージ容量、冷却システムなどをチェックしましょう。むしろ、スペックが足りなければ後悔しかしません。 - ライティング機能をチェック
光るゲーミングPCには、RGBライティングが搭載されているモデルが多いですが、設定可能な色数や発光パターンの種類が製品によって異なります。専用ソフトウェアで簡単にカスタマイズできるモデルがおすすめです。 - デザインとサイズ
PCケースのデザインやサイズ感も重要なポイントです。部屋のスペースやインテリアにマッチするデザインを選ぶと、全体の雰囲気を崩すことなくゲーミング環境を整えられます。
そもそもRGBライティングとは?
RGBライティングとは、赤(RED)、緑(GREEN)、青(BLUE)の三原色を組み合わせて多彩な色を表現するライティングのことです。この三色のバランスを調整することで、膨大な数の色を再現でき、ユーザーは自分の好みに合わせてPCパーツを自由に光らせることが可能です。
RGBライティングが搭載されているパーツでは、例えば
- 単色点灯:一色で点灯させるシンプルな設定。
- カラーサイクル:色が徐々に変わるライティングパターン。
- レインボーモード:複数の色が同時に光る、いわゆる虹色表現。
- 点滅やブレス効果:ゆっくりと色が明滅するなど、様々なリズムでのライティングも可能。
上記のような光り方ができます。ゲーミングPCでは、このようなRGBライティングが様々なパーツに搭載されており、内部のパーツすべてを統一された色で光らせたり、各パーツごとに異なる色でライティングしたりといったカスタマイズが楽しめます。ライティングの同期機能が備わっているPCの場合、キーボード、マウス、ヘッドセットといった周辺機器まで同じ色やリズムで点灯させることもできます。
ライティング設定方法の簡単な解説
光るゲーミングPCを最大限に楽しむには、ライティングの設定方法を正しく理解することが重要です。特に冷却ファンやRGBデバイスを使用する際、LEDライティングを自在にコントロールすることで、より個性的で魅力的な演出が可能になります。
LED制御ケーブルの接続方法
- 電源ケーブルとLED制御ケーブルの区別
- 冷却ファンには、ファンの回転を制御する電源ケーブルに加え、LEDを制御するためのRGBケーブルが必要です。
- RGBケーブルを接続しなくても光りますが、ソフトウェアによる制御は不可となるため注意しましょう。
- RGB端子の種類に注意
- マザーボードのRGB端子には以下の2種類があります。
- RGB LED用の4ピン端子
- アドレサブルRGB LED用の3ピン端子
- 互換性はないため、接続時に適切な端子を使用してください。
- マザーボードのRGB端子には以下の2種類があります。
- 古いマザーボードの場合の対策
- 一部の古いマザーボードにはRGB端子が搭載されていないことがあります。その場合は、LEDコントローラーを別途用意する必要があります。
他のRGBパーツの接続方法
- 光る電源ケーブルやLEDストリップ
- RGB端子への接続が必要です。パーツの仕様を確認し、適切なケーブルを使用してください。
- ビデオカードやメモリのLED
- これらはケーブル接続が不要で、内蔵されたLED制御機能で簡単にカスタマイズできます。
LED制御ソフトウェアを活用する
各パーツのLED制御は、基本的にマザーボードに付属の制御ソフトを使用します。メーカーごとに提供されるソフトウェアの例として
- ASUS製「Aura Sync」
- MSI製「Mystic Light」
- ASRock製「Polychrome RGB」
があります。各メーカーが提供しているソフトウェアによって
- 光り方やカラーの変更
- 音楽に合わせたライティング
- 温度変化に応じた色の変化
ができるようになります。
注意: 対応していない製品では意図した通りに制御できない場合があるため、購入前に互換性を確認しましょう。
ソフトウェアの干渉を防ぐポイント
- 複数の制御ソフトをインストールすると、互いに干渉して動作が不安定になる場合があります。
- インストールする制御ソフトは最小限に抑えることをおすすめします。たとえば、マザーボード付属のソフトでほとんどのパーツが制御可能な場合は、他のソフトを追加する必要はありません。
ライティング設定は面倒!!
ライティングにも知識が必要なので、最初は各メーカーが提供している光るパソコンをそのまま購入して、徐々に光る箇所を増やしていくことがおすすめです。
ゲーミングPCのライティングは消せる?
ゲーミングPCのライティングは、完全に消すことが可能です。主な方法は以下の3種類です。
1. BIOSから消す方法
BIOS設定を利用すれば、すべてのライティングを消すことができます。
手順:
- PCの電源を入れた後、F12キー(またはDELキーなど)を連打してBIOS画面を表示。
- 詳細設定(Advanced Settings)に進む。
- 「オンボードデバイス設定構成(Onboard Device Configuration)」を選択。
- 「LED Lighting」の項目をオフに設定。
- 設定を保存して再起動します。
ポイント:
- メリット: 一度設定すればソフトをインストールする必要がなく、余計なリソースを使いません。
- デメリット: 初心者には操作がやや難しく、誤設定のリスクがあります。
2. マザーボードメーカーの公式ソフトを使う方法
マザーボードがすべてのライティングパーツを管理している場合、メーカー公式のソフトをインストールすることで消灯が可能です。
代表的なソフトウェア:
- ASUS: Aura Sync
- MSI: Mystic Light
- ASRock: Polychrome RGB
- GIGABYTE: RGB Fusion
手順:
- マザーボードメーカーの公式サイトにアクセス。
- モデル番号に対応するライティングソフトをダウンロード。
- インストール後、ソフトを起動し、「すべてのライティングをオフ」に設定。
3. パーツ個別のソフトを使う方法
マザーボードと連動しない独立したパーツ(例:GPUや冷却ファン)のライティングは、それぞれ専用のソフトで制御します。
例:
- GPUメーカー:NVIDIA(GeForce Experience)、AMD(Radeon Software)
- クーリングファンメーカー:Corsair(iCUE)、NZXT(CAM)
手順:
- パーツの公式サイトで対応ソフトをダウンロード。
- インストール後、パーツ単位で「消灯」を設定。
光るゲーミングPCを販売しているおすすめBTOメーカー
長かった前置きは終了です。
ここからはおすすめの光るゲーミングPCを紹介!!
光るゲーミングPCは、性能とデザインの両面で個性を発揮できるため、インテリアと両立してしまいます。しかし、初心者の方がパソコンを光らせることは案外難しいです。そのためRGBライティングやカスタマイズ性を重視するなら、信頼できるBTO(Build to Order)メーカーから選ぶのがベストかと考えています。光るゲーミングPCを豊富に取り扱うおすすめのBTOメーカーをいくつか紹介します。
1. サイコム
サイコムは、高い品質とカスタマイズ性で定評がある日本のBTOメーカーです。特に、RGB LEDのカスタマイズオプションが豊富で、自分好みのライティング効果を設定できるため、独自のデザイン性を追求できます。
- 特徴:品質が高く、長期的な信頼性を求めるユーザー向け。
- デザイン性:RGBライティングを活用したスタイリッシュなデザイン。
- アフターサービス:購入後のアフターサポートが充実しており、トラブルや疑問にも迅速に対応。
サイコムは、シンプルで洗練されたデザインのPCケースが多く、光るゲーミングPCもインテリアとしても楽しめる点が魅力です。初心者から上級者まで満足できる、頼りになるBTOメーカーと言えるでしょう。
2. フロンティア
フロンティアは、コストパフォーマンスの高さで広く支持を集めるBTOメーカーです。光るゲーミングPCを手頃な価格で提供しており、コスパ重視のユーザーには特におすすめです。
- 特徴:幅広い価格帯でモデルが揃い、手頃な価格でハイパフォーマンスなPCを購入可能。
- デザイン性:スタイリッシュなRGB対応PCが多く、光のパターンや色のカスタマイズが可能。
- ターゲット層:初心者から熟練のゲーマーまで幅広いユーザー層に対応。
フロンティアの光るゲーミングPCは、シンプルかつ洗練された外観が特徴です。自分の部屋に合った色やライティングパターンを選び、部屋のインテリアとしても活用できます。
3. ストーム
ストームは、最新技術とデザイン性を重視するBTOメーカーで、特に革新的なゲーミングPCモデルを求めるユーザーに人気です。とくに白いケースを採用したモデルが多く、明るくモダンなデザインを好む方にぴったりです。
- 特徴:最先端の技術を取り入れた高機能なモデルが豊富。
- デザイン性:白いPCケースや透明サイドパネルを採用したモデルが多く、スタイリッシュでモダンなデザイン。
- コストパフォーマンス:実店舗を持たないため、オンライン限定販売で価格を抑えている。
一方で、サポート時間が短い点は注意が必要です。購入前にサポート対応時間を確認し、十分なサポートを受けられるかチェックしておくと安心です。
ゲーミングPCの光るパーツを紹介
ゲーミングPCの魅力を引き立てる光るパーツには、多種多様なものがあります。それぞれが機能面だけでなく、デザイン性やカスタマイズ性を高める役割があります。ここでは、代表的な光るパーツを紹介していきたいと思います。
PCケース
ゲーミングPCの外観において、最も目を引くのがPCケースです。PCケース自体にLEDライティングが施された製品も増えており、ゲーミングPCならではの迫力あるデザインが楽しめます。
- 光るPCケースの特徴
- LEDを内蔵したPCケースには、フロントパネルやサイドパネルにRGBライトを備えたものがあり、ケース自体がライティング効果で光るのが特徴です。
- サイドパネルが透明な素材のケースも多く、内部の光るパーツを存分に見せられるよう設計されています。透明素材にはアクリルと強化ガラスが一般的ですが、強化ガラスを選ぶとLEDの発光が鮮やかに映え、耐久性も高くなります。
- ピラーレス設計のケースも増え、フロントとサイドが一体のガラスで覆われているため、内部のLEDパーツがどの角度からも見やすく、スタイリッシュな外観が際立ちます。
- 代表的な製品例:
- PCケース
- Lian Li「O11 Dynamic」シリーズ: 強化ガラスとピラーレス設計が特徴。
- NZXT「H9 Elite」: フロントとサイドに透明パネルを備え、エアフローも優れた設計。
冷却性能が高く組みやすいケースです。
ケースファンが10個も付く驚き!!
- LEDストリップで簡単カスタム
- 内部パーツのLED搭載を避けてコストを抑えたい場合や、既存のPCを光らせたい場合には、LEDストリップが便利です。
- ストリップ状のLEDテープをケース内に貼り付けることで、PC全体が鮮やかに照らされます。LEDストリップは手軽に設置できるため、気軽に光るゲーミングPCを楽しみたい方にもおすすめです。
- 代表的な製品例:
- LEDストリップ
- Phanteks「NEON Digital-RGB LED Strip」: 高輝度で発色が良く、柔軟性があるためケース内で自由に配置可能。
- Corsair「iCUE Lighting Node PRO RGB Lighting Kit」: iCUEソフト対応で、さまざまなライティングパターンを楽しめます。
RGB対応の冷却ファン
冷却性能を維持しつつ、美しいライティングを楽しめるパーツです。
- 特徴: イルミネーションがファンの回転とともに映え、ケース内部にダイナミックな光を演出。
- 代表的な製品例:
- Corsair「iCUEシリーズ」
- Cooler Master「MasterFanシリーズ」
CPUクーラー
CPUクーラーは、PCの心臓とも言えるCPUの温度を保つ重要なパーツです。
- LED搭載クーラーの特徴:
- AMDのRyzenシリーズの純正クーラー「Wraith Prism」などは、初期状態でRGBライティングを楽しむことが可能です。
- 市販の空冷式や水冷式のCPUクーラーにも、リング型LEDやポンプ部分が光るモデルが数多く存在します。
- 代表的な製品:
- NZXT「Krakenシリーズ」(水冷式)
- Cooler Master「Hyper 212 RGB」(空冷式)
- ポイント: CPUの発熱を効果的に抑えるだけでなく、ライティングで美しい演出が可能。特に自作PCユーザーに人気の高いパーツです。
ストレージ
ストレージの進化:
- 従来は装飾とは無縁だったSSDも、外装部分やヒートシンクにLEDを搭載した製品が登場。
- 特にM.2 SSD用のLEDヒートシンクは、冷却性能を高めながら美しい光を提供します。
- 代表的な製品:
- TeamGroup「T-Force Delta RGB SSD」
- EKWB「M.2 Heatsink RGB」
RGB対応メモリ (RAM)
高性能なゲーミングPCに欠かせないメモリも、光る製品が増えています。
- 特徴: メモリ上部にLEDが搭載され、PCの動作に応じたライティングが可能。
- 代表的な製品例:
- G.SKILL「Trident Z RGB」
- Corsair「Vengeance RGB」
RGB対応マザーボード
マザーボード自体にLEDが搭載され、他のパーツと連動したライティングが可能です。
- 特徴: 各メーカーの専用ソフトウェアで光り方をカスタマイズできる。
- 代表的な製品例:
- ASUS「ROGシリーズ」
- MSI「MPGシリーズ」
RGB対応グラフィックカード (GPU)
- LED搭載ビデオカードの進化:
- 初期のモデルでは冷却ファンのみが光る仕様が主流でしたが、現在ではロゴや側面全体がRGBで光る製品が登場しています。
- 一部の製品では、GPUの温度や動作状況に応じて光り方が変化する機能も搭載。
- 注目ポイント:
- ビデオカードを支える「サポートホルダー」にもLED搭載モデルが増加中。大型GPUの重量による歪みを防ぐだけでなく、ライティングの美しさをさらに高めます。
電源ユニット
パソコンの心臓部ともいえる電源ユニットは、各パーツへ安定した電力を供給する重要な役割を担っています。そして、ゲーミングPC向けには、LEDライティングを施した電源ユニットも数多く登場しています。
5-1. LED付き電源ユニット
- 冷却ファンのライティング
多くのLED付き電源ユニットでは、冷却ファンにRGBライティングが搭載されています。
- ファンの口径が大きいことから、発光面積も広く、見栄えが非常に良いのが特徴です。
- ただし、PCケースによっては電源ユニットが見えにくい配置(例えば底面に設置されるタイプ)になっている場合もあるため、購入前にケースの設計を確認することをおすすめします。
- 代表的な製品例:
- Corsair「RMx SHIFTシリーズ」: 高効率で、ファンに鮮やかなRGBライトを搭載。
- Thermaltake「Toughpower RGBシリーズ」: アドレサブルRGB対応で多彩な光り方が楽しめます。
光る電源ケーブル
- 電源ユニット本体が光らない場合でも、LED付きの延長ケーブルを利用することでPC内部を華やかに演出できます。
- 主に、24ピンATXケーブル(マザーボード用)や8ピンPCIeケーブル(ビデオカード用)といった主要な接続ケーブルが対象です。
- LEDケーブルは各メーカーのRGB制御ソフトウェアに対応している場合が多く、他のパーツと連動してライティングを楽しむことが可能です。
- 代表的な製品例:
- Lian Li「Strimer Plus V2シリーズ」: 高輝度RGBライティングと柔軟なケーブル設計で人気。
- Asiahorse「Custom RGB Cable」: コストパフォーマンスが高く、鮮やかな発光が魅力。
LEDストリップ (LEDテープ)
PCケース内部を好きな色で装飾できるアイテム。ライティングを自由にカスタマイズ可能です。
- 特徴: 柔軟性があり、ケースの好きな場所に設置可能。
- 代表的な製品例:
- NZXT「HUE 2」
- Phanteks「Digital-RGB LED Strip」
RGB対応キーボードとマウス
ケース内部だけでなく、外部デバイスも光らせることで統一感のあるセットアップが完成します。
- 特徴: ゲームプレイ中に映える演出。キーごとのカスタマイズも可能。
- 代表的な製品例:
- Razer「Huntsman Elite (キーボード)」
- Logitech「G502 HERO (マウス)」
ちなみにのコーナー
光るゲーミングPCの電気代はどのくらい?
光るゲーミングPCは、通常のPCよりもLEDの分だけ追加で電力を消費します。しかし、LEDは非常に省電力なため、電気代への影響は最小限といってもいいでしょう。光るゲーミングPCの追加電気代は、1時間あたり約0.5〜0.6円、1か月で約100円前後です。多くの人にとって負担になる金額ではありませんが、少しでも節約したい場合は、ライティングの設定を調整してみてください!
一応詳しく説明していきます。
1. 電力消費の目安
- 冷却ファン1基:約2W
- 複数のLEDパーツを搭載した場合の追加消費電力:約10〜20W程度
2. 電気代を簡単に計算してみます
例えば、20Wの追加電力を消費した場合の電気代を計算します。
- 1kWhあたりの電気代:27円(日本の平均)
- 計算方法: 電気代(円)=消費電力(kW)×使用時間(h)×1kWhあたりの料金(円)
計算結果:
- 1時間: 20 W÷1000 kW×27 円=0.54 円
- 6時間: 0.54 円×6=3.24
- 30日(6時間/日): 3.24 円×30=97.2 円
3. 電気代を抑えるための工夫
- 明るさを下げる: LEDの発光強度を低く設定することで消費電力を削減。
- 光らせるパーツを減らす: 使用するRGBパーツの数を減らす。
- 必要ないときは消灯: 制御ソフトでLEDを完全にオフに設定。
光るゲーミングPCの発熱問題について
光るゲーミングPCに搭載されているLEDは、光を発する際にわずかながら発熱します。しかし、LED自体の消費電力は少ないため、発熱量も非常に小さく、基本的には大きな懸念事項にはならないかと思います。LED自体がPC内部の温度を大きく上昇させることはありません。LEDの発熱量は少ないものの、PCケース内のエアフローを適切に設計することは大切です。PC内部の空気循環が滞ると、他の発熱要素(CPUやGPU)の熱がこもり、全体的なパフォーマンス低下や部品の寿命に影響を与える可能性があります。ですが、そもそも多くのゲーミングPCは、冷却ファンやヒートシンクにLEDが搭載されていますが、これらは同時に排熱機能も備えています。LEDが発熱しても、冷却ファンが排熱を助け、ケース内の温度を適切に保てる設計になっています。
光るゲーミングPCで新しいゲーム体験を
光るゲーミングPCは、スペックだけでなく、視覚的な楽しさと個性を兼ね備えた魅力的な選択肢です。ゲーミングPCを使ってのプレイだけでなく、配信や部屋の演出にもこだわりたい方にとって、最適なアイテムと言えるでしょう。
あなたも光るゲーミングPCで、より楽しいゲームライフを始めてみませんか?