8月1日はバイキングの日【今日は何の日?】

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8月1日はバイキングの日

1958年(昭和33年)8月1日、帝国ホテルは日本初のビュッフェレストラン「インペリアルバイキング」をオープンさせました。この日を記念し、株式会社帝国ホテルは2008年(平成20年)4月に8月1日を「バイキングの日」と制定しました。

帝国ホテルの歴史と進化

「バイキング」の誕生背景

「インペリアルバイキング」の名前の由来は、当時上映されていたハリウッド映画「バイキング」の豪快な食事シーンから来ています。映画は帝国ホテル脇の日比谷映画劇場で上映されており、その印象的なシーンが新しいレストランのコンセプトにふさわしいと考えられたのです。

スモーガスボードからバイキングへ

1958年、帝国ホテル新館の建設に伴い、当時の社長・犬丸徹三氏は「何か新しいレストランはないか」と模索していました。その時、北欧の伝統料理であるスモーガスボードに注目しました。スモーガスボードとは、魚介や肉料理、酢漬けなど数十種類の料理を一度に並べ、それを自由に取り分けて食べるスタイルのことです。パリのホテルリッツで修業中だった村上信夫氏(第11代料理長)に、この料理の研究を命じました。

村上氏が帰国後、「好きなものを好きなだけ」というスモーガスボードのスタイルを取り入れた「インペリアルバイキング」を始めました。社内公募により、帝国ホテルの英語名「インペリアル」と「バイキング」を組み合わせたことが名前の由来です。

日本初のビュッフェレストラン

「インペリアルバイキング」は日本初のビュッフェレストランとして誕生し、その新しい食事スタイルは瞬く間に人気を博しました。開店当時の料金は、昼1200円、夜1500円と当時としては高額でしたが、行列ができるほどの人気でした。ちなみに当時の帝国ホテルの宿泊費は約1800円、大卒・初任給、公務員上級・給与が9200円の時代でした。

進化と発展

2004年にはオープンキッチンを設置し、店名を「インペリアルバイキング サール」と改めてリニューアルオープンしました。さらに2008年には開店50周年を迎え、「バイキングの日」として記念日を制定しました。以来、記念日前後には様々なイベントが開催されています。

2014年には、バイキングの歴史や上手な料理の取り分け方などを教えるバイキングコンシェルジュというサービスを導入し、さらにクオリティを高めました。2018年には60周年を迎え、伝統を守りながら新たな試みを続け、今なお多くのゲストをもてなし続けています。

現在の「インペリアルバイキング サール」

「インペリアルバイキング サール」は200席を誇る開放的な空間で、約40種類の料理を提供しています。伝統のポテトサラダやローストビーフ(ディナーのみ)のほか、季節の料理やフェア限定料理が楽しめます。ホテルならではの細やかな配慮とサービスで、ゲストをもてなしています。

8月1日の「バイキングの日」には、是非帝国ホテルの「インペリアルバイキング サール」で美味しい料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

リンク帝国ホテル

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