8月31日は「宿題の日」~学べる幸せを思い出す、夏休み最後の一日~【何気ない今日は何の日?】

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8月31日は「宿題の日」

夏休みの最終日といえば、多くの人が「宿題に追われた思い出」を持っているのではないでしょうか?ちなみに私は夏休みが始まる前に終わらせる派でした。
8月31日は「宿題の日」。この日は、ただ夏休みの宿題を思い出すだけでなく、「学ぶことができる喜び」をあらためて見つめ直すきっかけとして制定されました。

宿題の日の由来~“教育の機会”という世界の宿題~

この記念日は、イギリスのチャリティー団体「A World At School」が提唱した国際的な教育キャンペーン「#UpForSchool」の一環として制定されました。

「すべての子供たちに教育の機会を提供する」――それは、世界中が抱える“宿題”でもあるという意味を込めて、夏休み最終日=8月31日が選ばれました。

誰もが宿題に向き合ったこの日を通じて、“勉強できることそのものが幸せ”であると気づいてもらいたい。そんな願いがこの記念日には込められています。

「#UpForSchool」とは?世界最大の教育運動

「#UpForSchool」キャンペーンは、教育機会の不平等に警鐘を鳴らす国際的な署名運動です。

  • ✔ 運営団体:A World At School(英国)

  • ✔ 署名数:約1,000万人

  • ✔ 提出先:2015年 国連総会の各国リーダー

  • ✔ 目的:世界中の子どもたちが質の高い教育を受ける権利を実現するため

この署名は、歴史上最大の教育請願とされ、途上国の教育支援だけでなく、教育に対する人々の意識変化を促す大きな一歩となりました。

宿題は“義務”ではなく“チャンス”です。

私たちにとって「宿題」とは、時に面倒で、逃げたくなる存在だったかもしれません。
しかし世界に目を向ければ、“宿題があること自体が恵まれている”という現実があります。

■ 学校に通えない子どもたち

■ 教科書やノートが手に入らない地域

■ 女の子が教育を受けることすら制限される文化

こうした環境に生きる子どもたちが、今この瞬間も“学びの機会”を待ち続けています。

教育は“与えられるもの”ではなく“守るもの”

「宿題の日」は、単なるノスタルジーにとどまらず、教育を受けられるありがたさ学びの自由の尊さを思い出す記念日でもあります。

特に近年は、紛争や自然災害、貧困などにより教育環境が失われる子どもたちが急増しています。だからこそ、学べることを当然と思わず、大切にしていく意識が問われているのです。

登録状況について(補足)

「宿題の日」はかつて日本記念日協会に登録されていましたが、2023年6月時点では協会の認定記念日リストには掲載されていません。
ただし、教育に対する意識を高める意義ある記念日として、現在も広く注目されています。

“学ぶ喜び”を、世界中の子どもたちへ

夏休みの宿題に追われたあの日、勉強できることがどれほど恵まれていたのか、きっと気づかなかったはずです。
でも、8月31日という日を通して思い出してほしいのです
「学ぶこと」は義務ではなく、未来を切り開く力であり、誰もが等しく手にすべき権利なのだと。

宿題があるって、実はすごく幸せなことだった――今ならそう言える。・・・が、やはり宿題は嫌なものです!!!

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