5月4日は「植物園の日」~ふるさとの植物を守る、みどりの記念日~

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5月4日は「植物園の日」

5月4日は「植物園の日」です。新緑が美しいこの日、「みどりの日」と重なることから、植物と自然の大切さに目を向ける記念日として制定されました。この記念日は、公益社団法人 日本植物園協会によって2007年(平成19年)に制定されました。同協会は、5月4日の「みどりの日」を「植物園の日」と位置付け、「ふるさとの植物を守ろう」をテーマに、全国の植物園と連携しながら、様々な取り組みを実施しています。

この日は、植物園の果たす社会的な役割と意義を広く伝える日として全国的に活用されています。全国の植物園では、自然観察会や植物ガイドツアー、ワークショップなどのイベントが多数開催され、多くの市民が自然と触れ合う貴重な機会となっています。

植物園とは?~学術と癒しが融合する“みどりの図書館”~

植物園(botanical garden)は、植物の研究・保全・教育のための施設でもあります。本来は、植物学の視点で特性ごとに植物を収集・管理する研究施設ですが、近年はその役割が多様化してきています。

現代の植物園の特徴

  • 環境教育や生物多様性の啓発

  • 絶滅危惧種の保護・遺伝資源の保存

  • 市民の憩いの場・観光施設としての活用

美しい庭園空間や季節の花々が楽しめることから、家族連れやカップル、シニア層など幅広い世代に人気があります。

バビロンの空中庭園と植物園のルーツ

植物園という概念の歴史は古く、古代にさかのぼります。たとえば、古代ギリシアのフィロンが選んだ「世界の七不思議」の一つに「バビロンの空中庭園」があります。

「空中庭園」という名前からは浮かぶような空中構造を想像しますが、実際には段々畑のように高台に築かれた庭園だったとされます。バビロンは古代メソポタミアの都市で、現在のイラク・バグダッド郊外に遺跡が残っています。

現代の植物園とは直接の関連はないものの、植物を体系的に育て・鑑賞するという思想は、このような古代の庭園にルーツがあるのかもしれません。

植物園の日に訪れたい、おすすめ植物園

植物園の日には、各地でイベントが開催されるため、家族や友人と訪れる絶好の機会です。

  • 筑波実験植物園(茨城県):日本植物園協会の本部が所在。研究施設としても有名。

  • 京都府立植物園(京都):大正時代から続く歴史ある植物園。

  • 神代植物公園(東京都):約4,800種類の植物が揃う都内最大級の植物園。

  • 札幌市円山動物園植物園(北海道):動物園と併設で、家族連れに人気。

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まとめ:植物とふれあい、自然を守る意識を育む日

「植物園の日」は、私たちの暮らしを支える植物の多様性と、その保全の重要性を再認識するための日です。身近な植物園を訪れて、地域の自然や文化に触れるきっかけとしてはいかがでしょうか?

自然を守る第一歩は、知ることから始まります。

5月4日、「植物園の日」にぜひ一度、みどりの中を歩いてみてください。

「5月4日は“植物園の日”!ふるさとの植物と、もっとつながる1日に」

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