5月4日は「うすいえんどうの日」
5月4日は「うすいえんどうの日」です。春の味覚として関西で親しまれているうすいえんどう(うすい豆)に注目が集まる記念日です。この日は、うすいえんどうの収穫量が日本一を誇る和歌山県の農業協同組合連合会が制定した記念日です。
毎年ゴールデンウィークに収穫のピークを迎えること、そして5月4日が「みどりの日」であることから、この日が選ばれました。
爽やかなうすいえんどうの緑色と、「みどりの日」の意味合いが見事に重なり、毎年この日には豆むき大会などのイベントが行われます。
うすいえんどうとは?~関西の春を彩る旬の実えんどう~
「うすいえんどう」は、グリーンピースの一種で、「実えんどう」とも呼ばれます。中の未成熟な実を食べるタイプの豆で、ふっくらとして甘く、青臭さが少ないのが特徴です。
関西圏では春になると、
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豆ご飯
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うすいえんどうの卵とじ
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煮物や炊き合わせ など八面六臂に大活躍し、季節を告げる家庭の味として親しまれています。
和歌山県が誇る特産品「うすいえんどう」
和歌山県は全国のうすいえんどうの生産量の50%以上を担っています。特に、県中部の日高地方は一大産地として知られています。うすいえんどうの名前は、明治時代に大阪・碓井(うすい)地区で品種改良されたことに由来します。
関東地方ではあまり出回っておらず、主に関西エリアで流通・消費されていることから、知る人ぞ知る“春の味覚”とも言える存在です。
豆ごはんだけじゃない!うすいえんどうのおすすめレシピ
旬のうすいえんどうは、シンプルな料理ほどその甘みが引き立ちます。
定番&おすすめレシピ
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うすいえんどうの豆ごはん:炊きたてのごはんに加えると、香りと甘みが格別。
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うすい豆の卵とじ:だしの香りと豆の甘みが絶妙にマッチ。
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うすい豆の白和え・かき揚げ:旬の彩りを食卓に。
塩ゆでしておけば、サラダやスープにも使いやすく、春の常備菜としても重宝します。
まとめ:5月4日は、春の豆で季節を味わう日
「うすいえんどうの日」は、地域の食文化を知り、旬の野菜を味わう大切な機会です。
とれたてのうすいえんどうは、豆がやわらかくて甘みが濃く、春だけの贅沢な味わい。
ぜひこの日に、旬の豆ご飯やおかずで春の食卓を彩ってみてはいかがでしょうか?

「ふっくら甘い春の味!5月4日は“うすいえんどうの日”」