5月4日は「しらすの日」
5月4日は「みどりの日」。この自然に感謝する日にちなんで、「しらすの日」が制定されています。制定したのは、愛媛県伊方町の水産加工会社「朝日共販株式会社」です。
全国的にしらす漁が盛んになるこの季節、旬のしらすの美味しさと海の恵みへの感謝を伝える記念日です。
記念日制定の背景と目的
「しらすの日」は、“しらす”の「し」＝4を語呂合わせにし、しらす漁が最盛期となる5月にちなんで5月4日に制定されました。
また、「みどりの日」と重なることから、森や山の恵みが豊かな海を育て、その海で上質なしらすが育まれているという自然のつながりにも注目しています。
この記念日は、一般社団法人・日本記念日協会にも認定・登録されています。
朝日共販の「釜あげしらす」
しらすの日を制定した「朝日共販株式会社」は、愛媛県西宇和郡伊方町に本社を構える老舗の水産加工会社です。看板商品である「釜あげしらす」は、とれたてのしらすを素早く釜でボイルし、讃岐の塩だけで仕上げた無添加食品。余計な味付けをせず、しらす本来の風味とふっくら食感を活かした逸品です。
一口食べれば、海の旨みと塩のバランスが絶妙。ご飯のお供はもちろん、サラダやパスタにもぴったりです。
「しらす」とは？～白くて小さな海の恵み～
「しらす」は、一般的にはカタクチイワシやマイワシ、イカナゴ、アユなどの白い稚魚を指します。
主に以下のような呼び分けがあります。
| 加工方法 | 名称 | 特徴 |
|---|---|---|
| 生または軽くゆでた状態 | しらす（釜あげしらす） | 柔らかくふっくら、風味が豊か |
| 半乾燥状態 | しらす干し | 保存がきき、ご飯との相性が抜群 |
| 完全に乾燥させた状態 | ちりめんじゃこ | カリッとした食感で、常備菜にも最適 |
関東では「しらす干し」、関西では「ちりめんじゃこ」と呼ぶ傾向がありましたが、現在では地域による呼称の違いも次第に曖昧になってきています。
しらすと自然のつながり
しらすが育つ豊かな海は、森や山の恵みによって支えられています。山から川を通じて海に流れ込む栄養素が、プランクトンを育て、それを餌とする魚たちを育てる。しらすもそのサイクルの中で命をつなぐ、自然の循環の象徴です。
まとめ｜しらすの日は、旬を味わう最高のタイミング
5月4日の「しらすの日」は、自然の恵みとともにある日本の食文化を再認識する日です。旬の味わいとともに、山と海のつながり、命のつながりに思いをはせてみませんか？
「しらすの美味しさは、海と森の恵みが育てた旬の奇跡」
