なぜ8月1日が「洗濯機の日」なのか?
8月1日は「洗濯機の日」とされています。これは、同日が「水の日」であることに由来しています。
水と深く関わる洗濯機。その存在は、家事の大変さを大きく軽減し、現代の暮らしに欠かせない家電として進化を続けてきました。
なお、制定した団体や企業については現在のところ不明ですが、その趣旨から見ても、生活や家事の快適化を広める目的であると考えられます。
洗濯機の進化の歴史
かつての洗濯は、川や井戸で衣類を手や足でこすり洗いする重労働でした。そんな負担を軽くするために誕生したのが「洗濯機」です。
-
19世紀:手動式や蒸気駆動の洗濯機
-
20世紀前半:電動モーター式の登場
-
昭和期:脱水機能つき、そして「全自動」洗濯機へ
-
現在:乾燥機能まで備えたドラム式などが主流
洗濯板の時代からボタン一つで乾燥まで完了する時代へ。洗濯機の進化は、まさに家事の時間と体力を解放した文明の象徴とも言えます。
ちなみに、世界初の洗濯機の特許は1691年のイギリス。日本がまだ江戸時代だったことを考えると、洗濯機の技術もまた西洋から始まったことがわかります。
洗濯機の日は「洗濯機をキレイにする日」にも
洗濯機は日々の汚れを落としてくれる便利な存在ですが、実は洗濯機自体にも汚れや菌が溜まりやすいのです。
とくに気になるのが「生乾き臭」。
-
洗濯物をすぐに干さず放置
-
部屋干しで湿気がこもる
-
洗濯槽のカビや雑菌の繁殖
このニオイの正体は菌です。繁殖を防ぐためには以下の工夫をしてみてはどうでしょうか?
-
洗濯後はすぐに干す
-
風通しの良い場所に干す(扇風機や除湿機を活用)
-
洗濯機の定期的な掃除(市販の槽クリーナーなど)

8月1日の「洗濯機の日」は、洗濯槽の掃除にもぴったりの記念日です。
雑学:クリーニング屋さんが使う“ボール”の秘密
ちょっとした雑学です。
ダウンジャケットを乾燥させるとき、クリーニング店では軟式野球ボールやテニスボールを一緒に入れることがあるそうです。
これは、乾燥中に中の羽毛が偏らないようにするため。
ボールがジャケットに当たって、羽毛をふんわりと均一に戻してくれるそうです。
自宅の乾燥機でも応用できる裏ワザなので、ダウンを洗う際にはぜひ試してみてください。
まとめ:洗濯機の日をきっかけに、家事も暮らしも見直そう
洗濯機は、私たちの暮らしを大きく変えてきた家電のひとつ。
「洗濯機の日」である8月1日には、家電に感謝しながら、洗濯機の掃除や洗濯環境の見直しをしてみませんか?
快適な暮らしは、清潔な洗濯から始まります。

「洗濯機を磨けば、暮らしも回りだす!」