8月17日は沖縄全島エイサー祭り(旧盆明け)の日~沖縄の魂を揺さぶるエイサーとは?~【何気ない今日は何の日?】

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エイサーとは?~沖縄の旧盆を象徴する魂の踊り~

 沖縄の夏を熱く彩る伝統芸能「エイサー」。その響きは、先祖への想いと地域の誇りを胸に、太鼓と三線の音に乗って人々の心を揺さぶります。
この記事では、「エイサーって何?」「いつ見られるの?」「どこで楽しめるの?」という疑問に答えながら、旧盆文化とエイサーの深い魅力を解説します!

エイサーとは、旧盆(旧暦の7月13日~15日)に踊られる伝統芸能で、先祖の霊をあの世に送り出すための祈りの踊りです。地域の青年会が主導となり、太鼓や三線に合わせたダイナミックな演舞が繰り広げられます。

2025年の沖縄の旧盆は、
📅【9月4日(木)〜9月6日(土)】
この期間中、県内各地でエイサーが舞い踊ります。

歴史ある行事「道ジュネー」とは?

旧盆最終日の「ウークイ」には、各字(地域)の青年会が通りを練り歩きながらエイサーを披露する「道ジュネー(みちジュネー)」が行われます。
ご先祖様を送る厳かな行事であると同時に、家内安全・商売繁盛を祈る地域の伝統文化でもあります。

エイサーの起源には諸説ありますが、その歴史は400年以上。型や振り付けは各地域ごとに異なり、それぞれの個性と誇りが息づいています。

そもそも旧暦ってなに?

沖縄の旧盆行事は「旧暦」で行われます。これは、太陰太陽暦(たいんたいようれき)と呼ばれるもので、月の満ち欠けと太陽の動きを組み合わせた古代のカレンダーです。
琉球王朝時代から伝わり、自然との共生を大切にする沖縄文化の礎ともいえます。

沖縄の旧盆・三日間の流れと風習

  • ウンケー(1日目):ご先祖様を家に迎える日。仏壇の掃除やお供えを整え、家族でお迎えします。

  • ナカヌヒー(2日目):親戚回りをするなど、家族でゆったりと過ごす中日。

  • ウークイ(3日目):ご先祖様を見送る日。重箱料理や「ウチカビ(あの世のお金)」を焚き、感謝を込めてお送りする大切な日。

【2025年最新版】エイサーが楽しめるイベント情報

▶ エイサーナイト2025

沖縄全島エイサーまつりに先駆けて、市内各所で夜な夜な披露されるエイサーイベント。

  • 開催期間:2025年6月15日(日)〜8月10日(日)

  • 会場:沖縄サントリーアリーナ、東南植物楽園、沖縄県総合運動公園 陸上競技場前広場ほか

▶ 沖縄全島エイサーまつり【第69回】

県内最大規模のエイサーイベント。選りすぐりの青年会、保存会、創作エイサー団体が集結し、迫力満点の演舞を繰り広げます。

  • 日程:2025年8月23日(金)〜8月25日(日)

  • 会場:沖縄市コザ運動公園 陸上競技場、胡屋十字路周辺

▶ 全国から観客が集まる沖縄夏の風物詩!

▶ 【県外】新宿エイサーまつりも見逃せない!

東京・新宿では、県外エイサーチームが集まる「新宿エイサーまつり」が開催されます。昼と夜の部に分かれて一日中楽しめるイベントで、屋台の出店も充実。

  • 日程:例年7月最終土曜日

  • 会場:新宿駅周辺

▶ 沖縄に行けない人にもエイサー体験を!

旅行は楽天トラベルがお得

沖縄の夏を満喫するなら「エイサー」は外せない!

エイサーは、ただの踊りではなく、沖縄の歴史・文化・魂が詰まった神聖な儀式であり、地域の誇りそのものです。旧盆の時期に沖縄を訪れるなら、ぜひ本場のエイサーを体験してみてください。

迫力ある太鼓の響き、幻想的な道ジュネーの風景、そして人々の温かさに、きっと心が震えるはずです。

「先祖の声が聴こえる――それが、エイサーの夜。」

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