8月31日は「空き家整理の日」
8月31日は「空き家整理の日」。
この記念日は、東京都世田谷区に本社を構え、関東を中心に空き家整理や遺品整理を手がける株式会社ワンズライフが制定したものです。
空き家整理の日の由来は?
日付は、「あきや(8)せ(3)い(1)り」という語呂合わせに由来。また、夏の終わりのタイミングで「実家や空き家の整理を意識してもらいたい」という願いも込められています。
記念日は2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により正式認定されました。
空き家整理とは?なぜ今注目されているのか
空き家整理とは、誰も住まなくなった家屋やその中に残された家財道具を、整理・処分・管理する作業のこと。遺品整理と似ていますが、対象が「家そのものを維持・解体するかの判断も含まれる」点が特徴です。
日本の空き家問題は深刻化している
総務省の2013年(平成25年)の統計調査によると、日本の空き家数は820万戸に達し、わずか5年間で63万戸・8.3%増加。総住宅数に占める空き家の割合は13.5%で過去最高を記録しました。
空き家の増加は、以下のような問題を引き起こします。
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■ 倒壊・火災リスクの増大(防災問題)
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■ 害虫や動物のすみかになる(衛生問題)
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■ 周辺地域の景観や治安の悪化(地域活性への影響)
このような背景から、空き家対策は今や地域・行政・家族全体で向き合うべき課題となっています。
高齢化・少子化が進む中、空き家整理のニーズは加速
日本の少子高齢化により、「実家を管理できない」「遠方で放置されたまま」など、空き家をどうすべきか悩む人が急増しています。
特に以下のような方にとって「空き家整理」は喫緊の課題です。
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✔ 相続で空き家を受け継いだが活用できていない
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✔ 実家が遠方でなかなか管理できない
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✔ 高齢の親が施設に入り、家が空いたまま
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✔ いずれ解体する予定の空き家に荷物がそのまま残っている
空き家整理はプロに依頼する時代へ
ワンズライフでは、遺品整理で培ったノウハウを活かし、空き家整理のプロフェッショナルとして対応。
単なる片付けではなく、「家財の仕分け・貴重品探索・ご供養の手配・解体相談・不動産売却」までワンストップで対応できるサービスが求められています。
空き家整理は“放置しない”ことが第一歩
「空き家整理の日」は、空き家が社会問題として深刻化する今、家を持つ人・相続する人すべてが考えるべき日でもあります。
「いつかやろう」は、空き家問題の火種です。
家を片付けることは、未来のトラブルを防ぎ、心の整理にもつながる第一歩となります。

空き家は“時間が経つほど問題化する”――動くなら今が最善のタイミング。