12月17日は「飛行機の日」~ライト兄弟が切り開いた空の歴史と世界初の動力飛行~【何気ない今日は何の日?】

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12月17日は「飛行機の日」

12月17日は、ライト兄弟が動力飛行機「ライトフライヤー号」で初飛行を成功させた歴史的な日として「飛行機の日」に制定されています。この日は、現代の航空機産業の礎を築いた瞬間を記念する重要な日となります。

ライト兄弟とは?

ライト兄弟は、アメリカ出身の発明家であり飛行のパイオニアです。

  • ウィルバー・ライト(兄)
    • 生誕:1867年4月16日
    • 死没:1912年5月30日
  • オーヴィル・ライト(弟)
    • 生誕:1871年8月19日
    • 死没:1948年1月30日

彼らは家族経営の自転車修理工場を営む中で、飛行の研究を独自に進めていきました。鳥の飛行を研究し、数々の試行錯誤を重ねることで、風洞実験や独自のプロペラ設計に成功しました。


1903年12月17日~人が空を飛んだ日~

ライト兄弟が動力飛行を成功させたのは、ノースカロライナ州キティホーク近郊のキルデビルヒルズという場所です。この日は計4回の飛行が試みられました。

  1. 1回目の飛行
    • 飛行時間:12秒
    • 飛行距離:約36.5m(120フィート)
    • 操縦者:オーヴィル
  2. 4回目の飛行
    • 飛行時間:59秒
    • 飛行距離:約259.6m(852フィート)

離陸時、兄のウィルバーが翼端を支える姿が写真に残されています。観客はわずか5人で、この瞬間は世界的な注目を浴びるまで時間を要しましたが、確実に人類の歴史を変えた偉業でした。

ライト兄弟の功績を称える施設

初飛行を記念して、キルデビルヒルズには「ライト兄弟メモリアル(Wright Brothers National Memorial)」が設立されました。また、隣接する「ファーストフライト空港(First Flight Airport)」は一般航空用施設として利用されています。

  • 2003年の動力飛行100周年
    この記念日には大規模なイベントが開催され、世界中の航空ファンや専門家が集まりました。同空港にはパイロット用施設が新設され、ライト兄弟の偉業を後世に伝えています。

日本の空への挑戦|日本人初飛行と記念日

日本では、ライト兄弟の初飛行から7年後の1910年12月19日に、陸軍軍人の徳川好敏が初の動力飛行を成功させました。この日は「日本人初飛行の日」として記念されています。

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まとめ

ライト兄弟が切り開いた空の旅は、現代の航空産業の基礎を築きました。飛行機の日には、その挑戦と情熱に思いを馳せ、航空の歴史を学ぶ機会とするのはいかがでしょうか?

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