【今日は何の日?】8月のあれやこれ【別名、誕生花、誕生石等】

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8月の別名・異名・異称

旧暦(太陰太陽暦)の1月~12月にあたる「睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、長月、葉月、神無月、霜月、師走」などの名称を月の別名・異名・異称といいます。新暦(グレゴリオ暦、太陽暦)とは一ヶ月ほどのずれが存在しています。

  • 【一般的】葉月(はづき)
  • 秋風月(あきかぜづき)
  • 桂月(かつらづき)
  • 雁来月(かりきづき)
  • 観月(かんげつ)
  • 草津月(くさつづき)
  • 建酉月(けんゆうげつ)
  • 木染月(こぞめつき)
  • 清秋(せいしゅう)
  • 壮月(そうげつ)
  • 竹春(ちくしゅん)
  • 仲秋(ちゅうしゅう)
  • 月見月(つきみつき)
  • 燕去月(つばめさりづき)
  • 南風月(はえづき)
  • 萩月(はぎつき)
  • 初来月(はつきづき)
  • 紅染月(べにそめづき)
  • 穂張月(ほはりづき)

8月の誕生色(バース・カラー)

誕生色には366日の誕生色の他に、月ごとの誕生色が存在します。月ごとの誕生色は各国さまざまに定められており、その伝統色はとても個性的で表情豊かです。日本では1981年に十日町織物工業協同組合によって日本の伝統色を基に「きもの誕生色」として定められました。新潟県南部に位置する十日町市は日本有数の織物や着物が有名な産地になります。有名な所で麻や芋麻からむしを材料とする越後縮えちごちじみ、絹織物の十日町絣とおかまちかすりなどがあります。その後西陣から伝わった製法により明石縮あかしちじみと呼ぶ高級織物の産地としてその地位を確立しました。しかし、近年、着物が着られなくなったことによって織物産業が衰退していき、盛り上げるための打開策として誕生色を制定しました。この月にはこの色の着物を着ませんか?ということです。そのような思惑のもと制定されたきもの誕生色ですが、四季折々の風物に培われた日本特有の情感があります。日本の伝統色は繊細さと鮮やかさが合わさっており、その色に名付けられた色名もとても日本的です。是非一度、自分の和の色を確認してみてください。

誕生色 誕生色名

夢見昼顔ゆめみひるがお

DULL PURPLISH RED

8月の誕生花

1月から12月の各月にはそれぞれ花が当てはめられており、自分が生まれた花を身に纏っていると幸福になる、願いが叶うと言われています。しかし、誕生花そのものの概念や起源、誰が制定しているかなどの由来は国や地域によって変わってきます。そのため、誕生花の根拠とする神話や伝承、風習、開花時期によってどの月日にどの花が割り当てられるかは各国千差万別です。そのため、ここでは日本国内で多くの人が採用している月の誕生花を一つ紹介します。もし「自分の誕生花がサイトごとに違う!」などと悩んだときには、その時期に見頃を迎える自分自身が最も「この花だ!」と思える好きな花を選んでも良いと思います。

 

8月の誕生花 ヒマワリ

ヒマワリ(向日葵)は夏の季語になるほど夏の代表的な花で、キク科の一年草の植物になります。高さ3mくらいまで成長し、夏から秋にかなり大きな黄色の花を咲かせ、種は食べることができます。ハムスターが良く食べているイメージがありますね。ヒマワリは生長が盛んな若い時期に太陽に釣られて花が動きます。ヒマワリはロシアとペルーの国花にも制定されています。また、ヒマワリには呼び名がたくさんあり日廻りや日回り、日輪草、日車、日車草、天竺葵、天蓋花、サンフラワー、ソレイユなど様々です。種や実を食用や油糧とするため、あるいは花を観賞するために全国的に育てられています。 原産地は北アメリカになります。主な生産国はウクライナ、ロシア 、アルゼンチン 、中国、ルーマニアになります。ヒマワリは品種改良が進んでいて、花の咲き方や大きさ、一重咲きや八重咲の花形などがあります。色も一般的な黄色のほかにもオレンジや、白もあります。そのため、色によって様々な花言葉があるとともに、バラと同じように本数に対しても花言葉があります。

 

花言葉

ヒマワリ全般の花言葉はポジティブな「情熱」「崇拝」「あなただけを見つめる」「あなたは素晴らしい」「愛慕」「あなたを幸せにします」になります。西洋では、ひまわりの花言葉に「偽りの富」「偽の金貨」というネガティブな花言葉があります。これは太陽信仰のあるインカ帝国での話が元と言われています。太陽に似ていたヒマワリは神聖視されていて、巫女が祈りの儀式の時に使うひまわりを模った黄金の冠の他、様々な装飾品に取り込まれていました。ある時、それらがスペインの侵略で奪われてしまい、金銀財宝があったから国が攻められた。そこから転じて花言葉が「偽りの富」「偽の金貨」となったといわれています。色別、本数別、種類別の花言葉は下です。

色別

種類 花言葉
黄色・オレンジ色 「未来を見つめて」
紫色 「悲哀」
白色 「ほどよき恋愛」

本数別

本数 花言葉
1本 「一目惚れ」
3本 「愛の告白」
7本 「秘かな愛」
11本 「最愛」
99本 「永遠の愛」「ずっと一緒にいよう」
108本 「結婚しよう」
999本 「何度生まれ変わってもあなたを愛す」

種類別

種類 花言葉
サンリッチレモン 「願望」
サンリッチオレンジ 「未来を見つめて」
ソニア 「太陽の恵み」
イタリアンホワイト 「あなたを想い続けます」
モネ 「人情」
ココア 「冷静な判断」
サマーチャイルド 「元気な子供」
フロリスタン 「負けない」
東北八重 「活気がある」
のぞみ 「自由な愛」
大輪のひまわり 「偽りの富」「にせ金持ち」
小輪のひまわり 「愛慕」「光輝」

誕生石

1月から12月の各月にはそれぞれ異なる宝石が当てはめられており、自分が生まれた月の宝石を身に着けていると幸せになれると言われています。あるいは結婚指輪の裏石にすると幸福になれるとも言われています。誕生石の由来は諸説ありますが、新約聖書の「ヨハネの黙示録」で書かれている聖都城門に飾ってあった12個の土台の石が基になったという説があります。その石と同じ種類の石を持っていたら幸福になれるという触れ込みでユダヤ人宝石商の手によって世界中に広がっていったそうです。その時になんらかの原因で情報が抜け落ち各地で基となった誕生石が変わってしまったようです。そこで、1912年にアメリカの宝石業界が誕生石を統一しました。日本もそれに倣い、1958年に全国宝石商組合が誕生石を統一しました。基本的にはどの国もアメリカの統一基準を基に誕生石を制定しているのですが、それに加えて各国の独自性を表す石を追加している国が多くあります。

8月の誕生石 ペリドット、スピネル、サードオニキス

ペリドット(和名:橄欖かんらん石)の鉱物名はolivine(オリビン)です。ラテン語の oliva(オリーブ)が語源で、オリーブ色(濃緑色)をしているためと言われています。カンラン石(苦土橄欖石)の中で、透明度が高く緑色の美しいものが宝石として扱われます。モース硬度は6.5~7.0。色は緑色以外にもイエローグリーン~茶色っぽいグリーンまであります。このペリドットの色は、カンラン石内の成分によって変わります。ペリドットはマグネシウムを含む苦土橄欖石と、鉄を含む鉄橄欖石が混ざりあって作られています。苦土橄欖石が多いと黄緑色、鉄橄欖石が多いと褐色や黒色になります。宝石としては苦土橄欖石が90%あればよいと言われています。ペリドットの緑色は暗い灯の下でも昼間と変わらないため、古くローマ人からは「夜会のエメラルド」と称賛されていました。変わったペリドットには宇宙から来たものも存在します。石鉄隕石の一種であるパラサイトの中に、まれに宝石と認められるカンラン石が混じっているためです。かなり高価ですが浪漫があります。ペリドットの主な産地はエジプト、アメリカ、ミャンマー、パキスタンなどです。最後にお手入れ方法ですが、ペリドットのモース硬度は6.5~7と高くはありますが、急激な温度差によって罅が入ったり、酸や汗に弱いと言われています。超音波クリーナーなどの使用は避け、汚れがある時は温めの石鹸水で優しく洗い、柔らかい布で拭きましょう。使ったら柔らかい布で拭く習慣をつけると宝石が傷みにくくなるでしょう。

スピネル(和名:尖晶石)は鉱物(酸化鉱物)の一種になります。モース硬度は8です。スピネルという名前は結晶の形からラテン語の棘」を意味する「Spina(スピナ)」に由来して名付けられたといわれています。色は無色または半透明で、赤色系(赤〜ピンク、蛍光ピンク)、青色系(紺〜水色)、紫色系(濃紫〜ラベンダー)、緑色、オレンジ色、褐色、黒色などがあります。八面体の結晶として産出します。黄色は転園では産出しないため、緑も青がかったものしかないと言われています。もし黄色のスピネルを見つけた場合、高い確率で合成スピネルです。主な産出国はミャンマー、スリランカ、タンザニアなどです。特に有名なスピネルはコバルトスピネル、ミャンマー産のレッドスピネル、中央アジアのピンクスピネル、ナイジェリア産のブルーガーナイト、コバルトガーナイトなどがあります。最後にお手入れ方法ですが、スピネルはモース硬度8と硬めで、超音波クリーナーやスチームクリーナーを使っても問題はありません。ただし、罅などがある場合には使用を控えましょう。日常的には使用後に柔らかい布で軽く拭くだけで十分です。汚れが目立ってきたらアルコールティッシュで軽く拭いたり、温めの石鹸水で洗って、柔らかい布で拭きましょう。

愛のキューピットの別名を持つサードオニキス(サードニクス、和名:紅縞瑪瑙・赤縞瑪瑙)は多結晶のクォーツであるアゲートの一種です。モース硬度は6.5~7。 アゲートつまりはメノウ(瑪瑙)は縞状の玉髄の一種でオパール(蛋白石)、石英、玉髄が火成岩あるいは堆積岩の空洞中に層状に沈殿してできた鉱物になります。褐色や赤褐色のメノウをサード、平行な縞模様が入ったものをオニキスと呼ぶことからサードオニキスと呼ばれるようになったと考えられています。縞瑪瑙は同心状に縞が成長したもの、平行に縞が成長したもの、レースのカーテンのように縞が成長したものなどがあります。その縞瑪瑙の中でも平行な縞状模様があるものがオニキスになります。 つまりは縞瑪瑙のなかで平行に縞が成長した鉱物であるオニキスのうち、縞目が紅色と白色のものをサードオニキスと呼ぶというわけです。サードオニキスの主な産出国はインド、ブラジル、ウルグアイなどです。最後にお手入れ方法ですが、サードオニキスは染色処理がされているものが多いので、超音波クリーナーなどは避けましょう。また高熱に晒すと色落ちする可能性があります。柔らかい布で軽く拭くくらいで充分です。ちなみに、網目模様があるものをメノウ(瑪瑙)と呼ぶと言いましたが、網目模様がないもので赤色や橙色をした鉱物をカーネリアン(和名:紅玉髄)と呼びます。サードオニキスと色が似ていますが、これは7月の誕生石として紹介される場合もあります。違いは縞模様があるかないかでしかありません。

石言葉

誕生石 石言葉
ペリドット 「夫婦愛」「豊穣」「幸福」「平和」「安心」「運命の絆」
スピネル 「内面の充実と安全」「豊かな愛」
サードオニキス 「夫婦の幸福」「結婚運」「幸せな結婚」

 

時候の挨拶

8月

漢語調

残暑の候/晩夏の候/立秋の候

口語調

  • 立秋を過ぎましたが暑さは一向に衰えません。
  • ひぐらしの鳴く声に夏の終わりを感じます。
  • 厳しい残暑が続いております。
  • ようやく暑さの峠を越したようです。
  • 三伏の夏も終わりに近付きました。
  • 夏深く烈日にもようやく衰えが見え始めました。
  • 朝夕はいくぶん冷気を覚えるこのごろ。
  • どうやら秋の気配が近づいてきたようです。
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