【今日は何の日?】7月のあれやこれ【別名、誕生花、誕生石等】

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7月の別名・異名・異称

旧暦(太陰太陽暦)の1月~12月にあたる「睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、長月、葉月、神無月、霜月、師走」などの名称を月の別名・異名・異称といいます。新暦(グレゴリオ暦、太陽暦)とは一ヶ月ほどのずれが存在しています。

  • 【一般的】文月(ふみづき・ふづき)
  • 相月(あいづき)
  • 秋初月(あきそめつき)
  • 女郎花月(おみなえしづき・をみなえしづき)
  • 親月(おやづき)
  • 建申月(けんしんげつ)
  • 親月(しんげつ)
  • 新秋(しんしゅう)
  • 七夕月(たなばたつき)
  • 桐月(とうげつ)
  • 七夜月(ななよづき)
  • 初秋(はつあき)
  • 文披月(ふみひろげづき)
  • 愛逢月(めであいづき)
  • 蘭月(らんげつ)
  • 涼月(りょうげつ)

7月の誕生色(バース・カラー)

誕生色には366日の誕生色の他に、月ごとの誕生色が存在します。月ごとの誕生色は各国さまざまに定められており、その伝統色はとても個性的で表情豊かです。日本では1981年に十日町織物工業協同組合によって日本の伝統色を基に「きもの誕生色」として定められました。新潟県南部に位置する十日町市は日本有数の織物や着物が有名な産地になります。有名な所で麻や芋麻からむしを材料とする越後縮えちごちじみ、絹織物の十日町絣とおかまちかすりなどがあります。その後西陣から伝わった製法により明石縮あかしちじみと呼ぶ高級織物の産地としてその地位を確立しました。しかし、近年、着物が着られなくなったことによって織物産業が衰退していき、盛り上げるための打開策として誕生色を制定しました。この月にはこの色の着物を着ませんか?ということです。そのような思惑のもと制定されたきもの誕生色ですが、四季折々の風物に培われた日本特有の情感があります。日本の伝統色は繊細さと鮮やかさが合わさっており、その色に名付けられた色名もとても日本的です。是非一度、自分の和の色を確認してみてください。

誕生色 誕生色名

咲初小藤さきそめこふじ

PALE LAVENDER

7月の誕生花

1月から12月の各月にはそれぞれ花が当てはめられており、自分が生まれた花を身に纏っていると幸福になる、願いが叶うと言われています。しかし、誕生花そのものの概念や起源、誰が制定しているかなどの由来は国や地域によって変わってきます。そのため、誕生花の根拠とする神話や伝承、風習、開花時期によってどの月日にどの花が割り当てられるかは各国千差万別です。そのため、ここでは日本国内で多くの人が採用している月の誕生花を一つ紹介します。もし「自分の誕生花がサイトごとに違う!」などと悩んだときには、その時期に見頃を迎える自分自身が最も「この花だ!」と思える好きな花を選んでも良いと思います。

 

7月の誕生花 ユリ

 

百合(英名:Lily)は、ユリ目ユリ科のうち主としてユリ属(学名:Lilium)の多年草の総称になります。北半球のアジアを中心にヨーロッパ、北アメリカなどの亜熱帯から温帯、亜寒帯にかけて広く分布しています。百合はその豪華な見た目から、高級店舗の店内を飾るインテリアとして大人気の花です。特におすすめの百合はカサブランカです。純白の大輪の花を咲かせ「ユリの女王」とも呼ばれるカサブランカは強い香りも相まって女性へのプレゼントにおすすめです。日本では美女の形容として「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」と言われるほどメジャーな花になります。また、百合は東洋では食用や薬用に使われることもあります。西洋では聖書では白いユリ(マドンナリリー)の花が純潔の象徴として用いられ、聖母マリアの象徴としても描かれています。百合以外にもダリアやブーゲンビリアも7月の花としてはおすすめしたいです。

 

花言葉

百合は色ごとの花言葉は勿論のこと、種類別にもたくさん花言葉が存在します。

花言葉
白色 「純潔」「威厳」「荘厳」「純粋無垢」「無邪気」「飾らぬ美」「高貴な品性」
黄色 「陽気」「偽り」「華麗」「軽率」「愉快」「不安」「気取らぬ美」「天にも昇る心地」
ピンク色 「虚栄心」「思わせぶり上品」「富と繁栄」
赤色 「優しさ」「暖かさ」「虚栄心」
オレンジ色 「華麗」「愉快」「軽率」「憎悪」

 

種類 花言葉
ロザリオ 「希少価値」
オニユリ 「愉快」「純潔」「富と誇り」「嫌悪」「荘厳」「陽気」
テッポウユリ 「純潔」「威厳」「無垢」「甘美」
カノコユリ 「荘厳」「慈悲深さ」「上品」「衰えることない華やかさ」
オトメユリ 「好奇心の芽生え」「飾らぬ美」「純潔」「私の心の姿」

 

誕生石

1月から12月の各月にはそれぞれ異なる宝石が当てはめられており、自分が生まれた月の宝石を身に着けていると幸せになれると言われています。あるいは結婚指輪の裏石にすると幸福になれるとも言われています。誕生石の由来は諸説ありますが、新約聖書の「ヨハネの黙示録」で書かれている聖都城門に飾ってあった12個の土台の石が基になったという説があります。その石と同じ種類の石を持っていたら幸福になれるという触れ込みでユダヤ人宝石商の手によって世界中に広がっていったそうです。その時になんらかの原因で情報が抜け落ち各地で基となった誕生石が変わってしまったようです。そこで、1912年にアメリカの宝石業界が誕生石を統一しました。日本もそれに倣い、1958年に全国宝石商組合が誕生石を統一しました。基本的にはどの国もアメリカの統一基準を基に誕生石を制定しているのですが、それに加えて各国の独自性を表す石を追加している国が多くあります。

7月の誕生石 ルビー(紅玉)

ルビー(和名:紅玉)は、鉱物コランダムの変種になります。モース硬度は9とダイヤモンドに次ぐ硬さの赤色が特徴的な宝石です。コランダムは不純物(金属イオン)の違いで色が変わり、不純物としてクロムが1%ぐらい混ざると濃い赤色のルビーになります。ちなみに鉄・チタンが混入すると青色のサファイア、クロムが0.1%しか混ざっていない薄い赤色のものは「ピンクサファイア」になります。ルビーはその美しさと希少性から、色石の中で最も高い価値が付けられています。1902年、フランスのオーギュスト・ヴェルヌイユにより、商業用の宝石としては初めて人工合成法が開発されました。天然のルビーは産地がアジアに偏っている上に、産地においても宝石にできるほどの美しい石が採れる場所は限定的なため少なくなっています。また、3カラットを超える大きな石あまり産出されません。主な産出国はミャンマー、スリランカ、タイ王国、ベトナムなどです。中でもミャンマーのルビーは「ピジョン・ブラッド」(ハトの血)と呼ばれる最高級のルビーになります。この他にも主にタイで採れる透明度が低く鉄分を含んで黒ずんでいるルビー「ビーフ・ブラッド」(ウシの血)があります。価格は大体ミャンマー産の半分ほどになります。また、スリランカやベトナムなどで産出される、ピンク色に近い赤のものを「チェリーピンク」と呼びますが安価になります。他にも、成分中にルチルの針状結晶が混ざることによって反射光が星状に見える「スタールビー」、色合いは若干赤から外れるものの、インド産の透明感のない小豆色のサファイアにスター効果の現れる「インドスタールビー」があります。ルビーはモース硬度が9ととても耐久性が高いため、超音波クリーナーやスチームクリーナーも使うことができます。しかし含浸処理などの化学処理されたルビーの場合、処理された部分から傷が入ったり含浸剤が溶け出すことがありますので、もし傷などがある場合は、温めの石鹸水でブラシなどを使って、柔らかい布で拭きとりましょう。

石言葉

誕生石 石言葉
ルビー 「情熱」「仁愛」「威厳」

 

時候の挨拶

7月

漢語調

  • 盛夏の候/炎暑の候/酷暑の候/猛暑の候

口語調

    • 酷暑のみぎり
    • 梅雨も明け、いよいよ夏本番の始まりです。
    • 梅雨も明けむし暑い日々が続いております。
    • 日増しにうだるような暑さになってまいりました。
    • 草も木も生気を失うような暑さが続いております。
    • 海開き、山開きの便りに心躍る季節となりました。
    • 夏祭りの賑わいに心躍ります。
    • 暑中お見舞い申し上げます。
    • 暑中お伺い申し上げます。

※暑中見舞いを出すのは「小暑」以降になります。

 

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