10月20日は「頭髪の日」
毎年10月20日は「頭髪の日」。
「とう(10)はつ(20)」という語呂合わせに由来し、髪と頭皮の健康を考える日として定められています。さらに、毎月18日も「とう(10)はつ(8)」で「頭髪の日」とされています。
この記念日を制定したのは、東京都新宿区に事務局を置く公益社団法人・日本毛髪科学協会(JHSA)。毛髪と皮膚についての正しい知識を広く普及させることを目的に、1966年に設立された専門機関です。
頭髪の日の目的
「頭髪の日」は、私たちが普段あまり意識しない髪の健康や頭皮ケアに目を向けるきっかけの日。
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健康な毛髪と頭皮を守るための知識を広める
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正しいヘアケア習慣を啓発する
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薄毛や抜け毛、フケやかゆみといった悩みに対応する
髪の美しさは外見だけでなく、心の自信にもつながります。
日本毛髪科学協会の活動
日本毛髪科学協会では、髪や頭皮の健康を守るために様々な活動を行っています。
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無料毛髪相談:髪のトラブルや育毛に関する悩みを専門家に相談できる
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毛髪検査:電子顕微鏡で髪のダメージ状態を観察できる有料サービス
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研究・普及活動:毛髪や頭皮の研究、理美容師・薬剤師への教育研修
個人会員には理容師や美容師、薬剤師など専門職が多く、賛助会員には製薬会社や化粧品会社も参加しており、まさに毛髪ケアの総合機関です。
髪と頭皮を守るための習慣
「頭髪の日」をきっかけに、毎日のケアを見直してみましょう。
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栄養バランスの取れた食事(特にたんぱく質・亜鉛・ビタミン)
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質の高い睡眠で髪の成長ホルモンをサポート
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適度な運動で血流改善
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シャンプーは頭皮をやさしくマッサージするように
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紫外線対策やストレスケアも忘れずに
髪と頭皮は「体の健康状態」を映す鏡とも言われています。
まとめ
10月20日の「頭髪の日」は、健康な毛髪と頭皮を守る大切さを改めて考える記念日です。日本毛髪科学協会が中心となり、毛髪に関する正しい知識やケア方法を広める活動が続けられてきました。抜け毛や薄毛、フケやかゆみといった悩みは誰にでも起こり得る身近な問題であり、早めの対策や専門的な情報の活用が重要です。
この日をきっかけに、日頃のシャンプーやヘアケア方法を見直したり、頭皮マッサージや栄養バランスの良い食事を意識してみるのも良いでしょう。「髪は健康のバロメーター」とも言われるように、頭髪ケアは美容面だけでなく、生活習慣や体全体の健康を見直すチャンスでもあります。

「今日から始める頭皮ケアが、10年後の自分の髪を守る!」
リンク:日本毛髪科学協会