6月1日は「ねじの日」
6月1日は「ねじの日」です。
1976年(昭和51年)に、日本のねじ製造業者や販売業者で構成される「ねじ商工連盟」が制定しました。
この記念日は、モノづくりに欠かせない「ねじ」の重要性を広く知ってもらうことを目的としています。
「ねじの日」が6月1日になった理由とは?
日付の由来は、1949年(昭和24年)6月1日に「工業標準化法」が公布されたことにあります。
この法律は、日本工業規格「JIS(日本産業規格)」の基礎となる法律であり、その中でねじ製品の規格も定められました。
規格が統一されたことで、異なるメーカー同士でも部品が合うようになり、日本の工業発展を大きく支えることになったのです。
現在の大量生産や精密機械の発展も、統一規格の存在があってこそと言えるでしょう。
実は身の回りは「ねじ」だらけ
私たちの身近なものを見渡してみると、実に多くの場所でねじが使われています。
例えば、
- 自動車
- 新幹線
- 飛行機
- スマートフォン
- パソコン
- テレビ
- 家具
- 高層ビル
- 橋
など、あらゆる製品や建造物に使われています。
小さな部品でありながら、社会全体を陰で支えている存在なのです。
「産業の塩」と呼ばれる理由
ねじは業界内で「産業の塩」と呼ばれることがあります。
料理に塩が欠かせないように、モノづくりにもねじが欠かせないからです。
どれほど高度な機械でも、ねじがなければ部品を固定することができません。
特に現代では、精密機器やロボット、医療機器などにも超小型のねじが使われており、日本の高い技術力が世界から注目されています。
たった数ミリの部品が、日本の技術力を支えているのです。
ねじ業界ではイベントや展示会も開催
「ねじの日」の前後には、展示会やイベントも行われています。
過去には「全日本ファスナーショー」やパネル討論会などが開催され、ねじ業界の技術や製品が紹介されてきました。
また、一般向けに「ねじの標語」を募集するなど、親しみやすいPR活動も行われています。
豆知識~世界最古のねじは古代ギリシャ時代?~
ねじの原型は、古代ギリシャ時代に登場したとされています。
有名なのが「アルキメデスのねじ」で、水をくみ上げるための装置として使われていました。
現在のような金属製のねじが普及したのは産業革命以降ですが、ねじの仕組み自体は2000年以上前から存在していたのです。
豆知識~新幹線1両には数十万本のねじが使われている~
新幹線1両には、数十万本ものねじが使用されていると言われています。
車体だけでなく、座席や配線、窓、機械部分など、あらゆる場所でねじが活躍しています。
安全性が求められる乗り物だからこそ、ねじの品質管理は非常に重要なのです。
まとめ
6月1日の「ねじの日」は、普段あまり意識することのない「ねじ」の重要性を再確認する記念日です。
自動車や建物、スマートフォンなど、私たちの生活は数え切れないほどのねじによって支えられています。
小さな存在だからこそ見落としがちですが、ねじは現代社会を支える縁の下の力持ちと言えるでしょう。
6月1日には、ぜひ身の回りの「ねじ」にも注目してみてください。

普段は目立たない「ねじ」ですが、実は私たちの暮らしを支える超重要パーツなのですね。




