1月8日は「紅茶の日」～世界の紅茶の魅力とその違いを知ろう～【おすすめの紅茶ペットボトルをご紹介】

～世界の紅茶の魅力とその違いを知ろう～

紅茶は、約20数ヵ国で生産され、お茶全体の生産量の70％を占めています。産地ごとに異なる気候や風土が、紅茶の品質や香りに個性をもたらし、産地名がそのまま銘柄として知られることもあります。
紅茶は大きく分けて、熱帯性の喬木大葉種「アッサム種」と、温帯性の潅木小中葉種「中国種」の2つがあります。さらに、これらを交配させた品種も多く、それぞれの特徴を活かした多彩な風味が楽しめます。

世界三大紅茶として名高い「ダージリン（インド）」「ウバ（スリランカ）」「祁門（キーモン：中国）」をはじめ、各地の紅茶には独自の魅力があります。本記事では、主要な産地ごとの紅茶の特徴をご紹介します。

世界の主要な紅茶産地とその特徴

インド

世界最大の茶葉産出国で、紅茶の種類も豊富。特に以下の品種が有名です。

• ダージリン：”紅茶のシャンパン”と称される繊細な香りと味わいが特徴。（ダージリン100％）

• アッサム：力強いコクと濃厚な味わいが特徴で、ミルクティーに最適。↓紅茶（ウバ５０％、アッサム４８％）

• ニルギリ：スパイシーで爽やかな風味が魅力。

スリランカ

世界一の茶葉輸出量を誇るスリランカでは、以下の紅茶が人気です。

なお紅茶花伝の手摘みセイロン茶葉100%使用とは「セイロンティー」の五大紅茶生産地である「ディンブラ」「ヌワラエリア」「ウバ」「ルフナ」「キャンディ」をブレンドしているということです。

• ウバ：甘く香ばしい芳香としっかりとした味わい。↓紅茶(スリランカ産ウバ20％)

• ディンブラ：バランスの取れた味と香りが特徴。
• キャンディ：渋みは少なく、香りは控えめ。

• ヌワラエリア：高地で栽培される爽やかな風味が楽しめる紅茶。

中国

茶木の原産国であり、独特の芳香を持つ紅茶が揃っています。

• 祁門（キーモン）：花のような甘い香りが特徴で、ストレートで飲むのがおすすめ。
• 雲南：ほのかな甘みと複雑な風味が魅力。
• ラプサンスーチョン：スモーキーな香りが個性的。

インドネシア

年間を通して「ジャワ」や「スマトラ」といった、青色の美しい茶葉を生産。軽やかで飲みやすい紅茶が特徴です。

その他の主要産地

• イギリス：紅茶文化の本場であり、消費量は世界トップクラス。アフタヌーンティー文化の中心地でもあります。
• ケニア（アフリカ諸国）：新興産地ながら、高品質な紅茶の生産が増加中。
• ロシア：黒海沿岸での茶葉栽培が行われ、独自の紅茶文化を持つ。

豆知識：紅茶の選び方と楽しみ方

紅茶を選ぶ際には、産地や特徴を知ることで、好みの味や香りを見つける楽しみが増します。また、ストレートティーやミルクティーとして飲むだけでなく、アイスティーやスイーツとのペアリングもおすすめです。

 

 

この記事を参考に、ぜひお気に入りの紅茶を見つけてみてください！