「為替リスクほぼゼロ」で稼げるのか?本当に稼げるかシュミレートします。
副業ブーム、FIRE(早期リタイア)、インフレ対策──時代のキーワードが変わるたびに、多くの人が「安定した収入源」や「再現性のある資産形成手段」を探し続けています。

私も高配当株投資や、インデックス投資などに手を出し不労所得を作り出そうと四苦八苦しています。
しかし、SNSやYouTubeには過剰に誇張された投資術や危険なハイリスク取引が氾濫し、「結局どれを選べばいいのかわからない」と感じている人も少なくありません。
そんな中、私はFX(外国為替証拠金取引)の世界である方法に注目をしました。それが、今回ご紹介する「両建て×LIGHT FX(orみんなのFX)(※)」という戦略です。

この記事ではどちらの口座でもLIGHTとついているのでLIGHT FXと呼称します。LIGHT FXのLIGHTモードはみんなのFXのLIGHTペアと同じようなものです。ええ。
- 「相場予測に頼らず安定収益を得る」選択肢を提供する
- なぜ今、FXなのか?そして「LIGHT FX」なのか?
- 「両建て」は怖くない。むしろ安定を生み出す武器になる
- 「両建て×LIGHT FX」とは?その仕組みと戦略を徹底解説
- スワップポイントの仕組み ― FXで資金を増やす“金利差”の本質とは?
- LIGHTモードと通常モードの違い
- スプレッドの影響とリスク管理
- おすすめ通貨ペア/トルコリラ円に絞る理由
- スワップ差・ロット数・必要資金の比較
- 資金別・ロット別の戦略表
- 維持率が○%なら安全っていう基準はあるの?
- 実践手順(画面キャプチャや用語説明など)
- 注文方法、注意点、確認事項
- 両建て注文は「買い→売り」の順が基本
- 注文方法のパターンを整理(成行・指値)
- 両建て成功のための確認リスト(注文直後)
- 注意しなければならない“NG操作”
- リスクへの備えと撤退ライン
- “撤退ライン”の明確化が最強の防衛策
- よくある質問とリアルな疑問への回答
- 最後に
- 今のあなたが動けば、明日には“資産が働いてくれる”
「相場予測に頼らず安定収益を得る」選択肢を提供する
「FXって危ないんでしょ?」「為替が読めないから損するイメージがある」──そんな声をよく耳にします。たしかに、為替相場を読んで売買するのはプロでも難しく、まして個人投資家にとってはギャンブルに近くなってしまいがちです。

ちなみにFXで借金をすることはほぼありません。元本から減ることは多々ありますが、マイナスに陥ることはあまりありません。
主にFXで借金してしまう理由は「強制ロスカットが間に合わず損失を出す、出た損失を消費者金融で借金してまで取り返そうとしてしまう」この2通りです。後者は借りなければ最初の元本以外に失うものはありませんし、前者もそもそも強制ロスカットされないよう対策すればよいだけです。
しかし本記事で解説する「両建て×LIGHT FX」は、その常識を覆すようなアプローチを取ります。相場を予測する必要がなく、為替リスクを限りなくゼロに近づけながら、「スワップポイント」だけで利益を積み上げる――そんなシンプルかつ堅実(?)な戦略です。
この方法は、次のような方に特におすすめです。
-
投資初心者で、なるべくリスクを抑えて始めたい人
-
為替の知識に自信がないが、安定した副収入を得たい人
-
資産を減らさずに、インフレ対策としての投資先を探している人
-
高金利通貨のスワップに興味があるが、為替変動が怖くて踏み出せない人
「リスクは最小限に、利益は日々コツコツと」
日々お金がチャリンと落ちてくる
そんな姿勢を貫きたい方にこそ、本記事の内容が役立ってくれたらいいなと思います。

ただ先に結論から申しますと私は両建て戦略を実行することをやめました。
というのも両建てするには資金が2倍必要で、稼ぎも減るからです。そう考えてよりリスクをとる片建て選択肢をとりました。ちょっと((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルしています。
なぜ今、FXなのか?そして「LIGHT FX」なのか?
世界的な金利上昇トレンドの中で、日本は依然として超低金利政策を続けています。この金利差こそ、FXにおけるスワップポイントの源泉であり、いままさに「スワップ投資」のチャンスが到来している理由です。
特にLIGHT FXでは、スワップポイントが他社と比較しても非常に高水準であることに加え、独自の「LIGHTモード」を活用すれば、ポジションを両建てしつつも高スワップ差を享受できます。これは他社の両建て運用では不可能、あるいは著しくスワップが減額されるようなケースとは一線を画します。
スマホアプリの操作性の良さ、スプレッドの狭さなど、初心者にもやさしい設計がなされています。
つまり、いまFXに取り組むなら、「LIGHT FX」を選ぶ理由がいくつもあるのです。
「両建て」は怖くない。むしろ安定を生み出す武器になる
「両建て」という言葉にネガティブな印象を持っている人もいるかもしれません。「利益が相殺されて意味がない」「コストがかかって無駄になる」などの声もあります。
しかし、それは「どの通貨ペアで」「どの業者で」「どんな目的で」両建てを行うかを正しく理解していないケースがほとんどです。
本記事では、スワップポイント差がプラスに傾いている特定の通貨ペアを使い、LIGHT FX独自の機能を活かすことで、両建てでも利益が出る構造を解説していきます。特に「トルコリラ円(TRY/JPY)」という高金利通貨に注目し、「為替リスクは抑えつつ、スワップ差益を狙う」戦略を紹介します。
両建ては使い方次第で、リスク分散と安定収益のための極めて有効なツールとなるはずです。
「両建て×LIGHT FX」とは?その仕組みと戦略を徹底解説
なぜ「両建て×LIGHT FX」なのか?
為替リスクは、FX取引において最も大きな不安材料の一つです。特に高金利通貨でスワップ狙いの中長期運用をする場合、為替の急変動によって評価損が膨らむリスクが常につきまといます。
たとえば、スワップ目的でトルコリラ円を買っていても、リラの下落が続けばスワップ以上に含み損が増え、「スワップ収益より損失が上回る」というケースも珍しくありません。これが、スワップ投資に対する不安や「ギャンブルだ」と揶揄される一因となっています。
こうした背景から、多くの投資家が「高金利通貨は魅力的だけど、為替リスクが怖い」と感じ、実践に踏み切れないでいます。
FXの世界では「両建て戦略」は賛否両論ある手法ですが、近年、再び注目を集めています。とくに「LIGHT FX」というFX業者の提供する“高スワップ・低スプレッド”という特性を活かすことで、両建てが「再現性のある資産形成手段」へと進化しています。
為替リスクの正体と、為替リスクをほぼ0にする方法

ここでまず押さえておくべきは、「為替リスク=通貨の値動きに伴う評価損益の変動」であるという点です。
このリスクは、「ポジションが一方向であること」によって生じます。つまり、トルコリラ円の買いポジションだけを持てば、リラ下落時には評価損が出てしまう――これが典型的なリスクパターンです。
しかしこのリスクは、買いポジションと売りポジションを同時に保有する「両建て」によって、事実上0にすることが可能です。
買いと売りのポジションを同じロット数で持つことで、トルコリラ円がいくら上がろうが下がろうが、為替変動による損益は±0付近を維持できます(※スプレッドや約定差、スワップ差は残る)。つまり、通貨の価格変動に対してポジションが相殺されており、「為替リスクをほぼ0にできる」状態が完成するのです。
ここでは「両建て戦略」と「LIGHT FX」の組み合わせがなぜ強力なのか、仕組み・特徴・活用のメリットまでをわかりやすく解説していきます。最近はどのFX会社も“高スワップ・低スプレッド”を押してきていてワクワクしてます。
両建てとは?その基本からおさらい
まずは「両建て」という戦略の基本から確認しましょう。
両建ての定義
両建てとは、同一通貨ペアで「買いポジション」と「売りポジション」を同時に保有する戦略です。例えば、トルコリラ/円で1万通貨の「買い」と「売り」の両方を建てることで、為替変動による評価損益をほぼ±0に抑えます。
両建ての目的は“リスクヘッジ”だけではない
一般的に両建ては「ヘッジ目的」で使われますが、本記事で紹介するのは“スワップポイントの差”を狙った「利益追求型」の両建てです。あるいは「両建て」は、いわば“保険付き”の投資スタイルとも言えます。
上がっても下がっても評価損益は限定的
それでいて、スワップ益は毎日積み上がる
このように、堅実なリスクマネジメントのもとで資産形成が可能になるため、「両建て×LIGHT FX」は長期的な運用に非常に適していると考えられます。
為替レートの将来予測より、「差」に着目する合理性
従来のFX投資は、「今後円安が進むか?」「リラは反発するか?」という為替レートの将来予測に依存していました。
しかし、両建て戦略では為替予測に頼る必要がありません。値動きではなく、「スワップの差」という確定したルールに収益源を求めるからです。
これは言い換えれば、“未来を読むギャンブル”から、“条件を整える投資”へのシフトです。
そして、その条件さえ整えば、もはや為替変動は怖くない。むしろ、値動きに左右されず毎日利益が積み上がっていく環境を構築できるのです。
為替リスクを完全になくすことは不可能ですが、「両建て×LIGHT FX」によって“実質的にゼロ”に近づけることは十分に可能です。
-
ポジションの相殺によって評価損リスクを排除
-
スワップ差益で確実な収益を目指す
-
値動きの予測に頼らない長期安定運用が実現
これらを踏まえれば、「為替変動が怖いからスワップ投資はやらない」という発想は、むしろ機会損失でしかありません。
戦略的に構築すれば、スワップ投資は「低リスク×中リターン」の安定的な資産形成法へと変貌します。
LIGHT FXの特徴:両建てとの相性が抜群な理由
両建て戦略が成立するためには、2つの条件が不可欠です。
-
スワップポイントに差があること
-
スプレッドが狭く、コストが安いこと
この2つを兼ね備えているのが、LIGHT FXというFX業者です。
LIGHT FXのトルコリラ円スペック(2025/06/16)
通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ | スプレッド |
---|---|---|---|
トルコリラ円 | 74.2 | -74.2 | 1.38銭 |
トルコリラ円(L) | 76.0 | -76.0 | 1.38銭 |
※スワップポイントは日々変動します。
なぜLIGHT FXが有利なのか?
-
高い買いスワップと低い売りスワップ:その差(スワップ差益)が大きいため、両建てでも利益が残る。
-
スプレッドが狭い:取引コストが低く、繰り返しのポジション調整にも向いている。
-
LIGHTモードの存在:後述する「LIGHTモード」により、さらにコストが抑えられる可能性がある。
両建て×LIGHT FXの収益構造
ここでは、両建てを組んだときの収益がどのように発生するかを具体的に見ていきましょう。
スワップ差益のシンプルな構造
-
買いポジション(L):+76円/日
-
売りポジション:-74円/日
→ 差し引き+2円/日(1万通貨あたり)
つまり、1万通貨の両建てを維持するだけで、為替変動を気にせず、1日あたり2円、1ヶ月で約60円(30日換算)、年間で約730円(365日換算)のスワップ差益が得られる計算です。

10万通貨で運用すれば、単純計算で年間7,300円の不労所得に。
※もちろんスワップは変動するため、都度確認は必要です。
両建て戦略における“最大の誤解”
「両建て=無意味」というイメージが一部に根強くあります。
しかしそれは「両建て=評価損益が動かない=儲からない」という一般論に基づいた誤解です。事実、スワップ差益がしっかり得られる環境においては、為替リスクを抑えつつ、安定的に利益を狙うという全く別の戦略が成立します。
両建ては“ギャンブル的トレード”ではなく、“収益源の分散手段”として使うべき戦略です。
注意点:両建てだからといって“ノーリスク”ではない
両建てには明確なリスクも存在します。代表的なものは以下の通り。
-
スプレッドによる初期損失
→ 両建てした瞬間にスプレッド分のマイナスが発生。特にトルコリラ円は大きい。 -
スワップ逆転の可能性
→ 将来、買いスワップが下がったり、売りスワップが上がると差益が消える。 -
資金管理が甘いとロスカットの危険性
→ 両建てでも証拠金維持率が下がれば強制決済される。

このようなリスクを理解した上で“LIGHTモード”の特徴や“必要証拠金の計算方法”を押さえることが、安定運用の鍵となります。トルコリラ円を中心に設計すれば、年間数万円~十数万円の不労収入も視野に入る・・・かも?
スワップポイントの仕組み ― FXで資金を増やす“金利差”の本質とは?
そもそもスワップポイントとは何か?
FX初心者の方にとって、スワップポイントという言葉は少し聞き慣れないかもしれません。しかし、今回の「両建て×LIGHT FX」戦略においては、このスワップポイントの理解が戦略の“肝”になります。
スワップポイントとは、2つの通貨間に存在する「金利差」から生じる受け取り・支払いの調整金のことです。
たとえば、金利の高い国の通貨を買い、金利の低い国の通貨を売ると、その金利差分をスワップポイントとして“受け取る”ことができます。逆に、金利の低い通貨を買い、高い通貨を売ると“支払う”側になります。

つまり、スワップポイントとは簡単に言えば、「持っているだけで毎日お金が入る or 出ていく仕組み」のことです。
スワップポイントはどのように決まるのか?
スワップポイントの計算方法はFX会社ごとに異なるものの、基本は以下のように構成されています。
-
基準となる政策金利の差
-
FX会社ごとの調整(手数料やスプレッド的な調整)
-
為替レートの変動状況
-
流動性や市場の需給
LIGHT FXの場合でも、毎営業日に発表されるスワップポイントは「市場金利の差」と「各社の設定ポリシー」に基づいて変動します。特に注目すべきは「スワップの安定性」と「長期でプラスが見込めるかどうか」になります。
両建て戦略における“スワップ差”の役割
両建て戦略の中で収益源になるのが、この「スワップ差益」です。
たとえば、
-
A口座(LIGHT FXの通常モード)で買いポジション(スワップ受け取り)
-
B口座(LIGHTモード)で売りポジション(スワップ支払い)
このように両建てすると、為替変動のリスクを打ち消しつつ、「スワップ差」だけが利益として残る構造がつくれます。
重要なのは「買いスワップ(受け取り)> 売りスワップ(支払い)」という関係が成立していることです。LIGHT FXのLIGHTモードでは、売りスワップが低めに抑えられていることが多く、この“差額”が利益になります。

別会社と別会社でも同じことができますが、その場合同一口座ではなくなってしますため、ロスカットの確率が高まります。
なぜスワップポイントで利益が出せるのか?
一見、同じ会社で両建てしているだけなのに、なぜ利益が出るのか?と疑問に思われるかもしれません。
その理由は、FX会社が通常モードとLIGHTモードで「スワップポイントの設定基準」を分けているためです。LIGHTモードではスワップが優遇されている通貨ペアが多く、特に高金利通貨においては買いスワップが高め、売りスワップが低めに設定される傾向があります。
この“設計のギャップ”こそが、両建て戦略で得られるスワップ差益の源泉です。
通貨ペアによってスワップの差はどう変わるか?
スワップポイントは通貨ペアによって大きく異なります。
-
トルコリラ/円(TRY/JPY)
→ 非常に高金利通貨。買いスワップが大きく、両建て向き。 -
南アフリカランド/円(ZAR/JPY)
→ TRYほどではないが比較的安定したスワップが得られる。 -
メキシコペソ/円(MXN/JPY)
→ スワップは堅調で安定性重視の人に人気。
特に、LIGHT FXではトルコリラ/円のスワップ差が非常に魅力的であることから、多くの戦略実践者がこの通貨ペアに注目しています。それぞれ自分の好みに合った通貨ペアを選択しましょう。
スワップポイントは毎日発生する
スワップポイントは1日単位で毎営業日計算・付与されます。
注意点としては、週末のスワップが前倒しで付与される(通常は水曜〜木曜に3日分)ということ。もしかしたら後ということも。
この日を狙ってポジションを持つ手法もありますが、安定収益を狙う両建て戦略では長期保有が前提となるため、そこまで日を意識する必要はありません。
スワップポイントの受け取りタイミングと口座反映
LIGHT FXでは、スワップポイントは日次でポジションごとに口座に反映されます。つまり、「持っているだけで毎日残高がじわじわ増える」という感覚を実感できます。FX会社によってはポジションを決済しない限りスワップポイントを受け取れない場合もあります。
この仕組みは、いわば“銀行預金の利子が毎日もらえるような状態”とも言えるでしょう。
スワップポイントと税金の関係

忘れてはいけないのが税金の話です。
スワップポイントで得られた利益は、通常のFX利益と同様に「雑所得」として課税対象になります。主婦の方で収入が48万円を超える場合、税務署に申告しなければなりません。
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所得税15%
-
住民税5%
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復興特別所得税0.315%
合計で20.315%が課税されるため、税引き後の利回りを想定して計画を立てる必要があります。
ただし、両建て戦略は長期運用に向いているため、税引き後でも十分な実質利回りを確保できます。
FXの税金の詳しい説明は下記の国税局HPで。
スワップポイント戦略でよくある誤解
最後に、スワップポイントに関する“ありがちな誤解”を整理しておきましょう。
誤解 | 実際 |
---|---|
スワップはどの通貨でも安定して受け取れる | 通貨ごとに大きな差がある。特に高金利通貨に注目。 |
両建てするとスワップは相殺されて意味がない | モード間の設定差で“スワップ差”を得る戦略がある。 |
毎日もらえるなら複利的に無限に増える | 為替リスクやロスカットリスクを加味する必要がある。 |
スワップポイントは“地味だけど堅実”な資産形成エンジン。ブンブン。
FXにおけるスワップポイントは、短期トレードのような派手さはないものの、堅実(?)に資金を増やせる“利息”のような存在です。そして「両建て×LIGHT FX」では、この地味なスワップが毎日ほぼ確実に貯まるストック型の収益へと昇華されます。

資産運用で最も重要なのは「いかにブレずに継続できる仕組みを作るか」が出し時になってくるかと思います。
スワップポイント戦略は、まさにそれを実現するための一手です。
LIGHTモードと通常モードの違い
LIGHT FXの通常通貨ペアと、LIGHTペアの違いを簡単にまとめてみました。
比較項目 | 通常の通貨ペア | LIGHTペア |
---|---|---|
スワップ | 通常 | 通常より増加 |
スプレッド | 通常 | 通常より縮小 |
1取引の最大発注数量 | 100〜300Lot | 20Lot |
建玉数量上限(通貨ペアごと) | 500〜3,000Lot | 300〜700Lot(※) |
(※:建玉数量上限は売り・買い注文それぞれの上限です)
(※:TRY/JPY LIGHT、MXN/JPY LIGHTは700Lot、ZAR/JPY LIGHT、CZK/JPY LIGHT、HUF/JPY LIGHTは500Lot、それ以外は300Lotが建玉上限です)
基本的にLIGHTペアは通常通貨ペアよりもスワップポイント・スプレッドが強化された魅力的な銘柄だと考えていただければ大丈夫です。
両建て戦略との相性が抜群な理由
LIGHTモードは、単なる「損しにくい」モードではありません。スワップの逆転現象が起こることで、「両建て戦略が利益源になる」という他にはない環境が整っているのです。
なぜLIGHTモードの売りスワップは有利なのか?
理由の一つは、LIGHT FX社が意図的にスワップのバランスをとっているためです。スワップポイントは本来、銀行間金利差などに依存しますが、FX会社はそのスプレッドを独自裁量で調整できます。LIGHTモードでは、利用者にスワップ差を還元しやすいように設計されており、それが両建てに適しているのです。
LIGHTモードが将来的に仕様変更される可能性もゼロではありません。制度リスクという観点からも、スワップ差の推移は定期的にチェックすることがおすすめです。
両建ての注意点①:スプレッドと約定価格のズレ
両建てには明確な注意点も存在します。最も代表的なのが「スプレッド」と「約定価格のズレ」です。
スプレッドとは、買値と売値の差のことで、これは事実上の取引コストになります。たとえば、買いと売りを同時に建てたとしても、それぞれにスプレッドが乗っているため、建てた瞬間に軽微な損が発生します。
また、業者によっては注文時に若干の約定ズレが生じ、完全に同じ価格で建玉を持つことが難しいケースもあります。
これにより、「両建てだから完全にリスクゼロ」というわけではなく、微細な価格差が収益や維持率に影響する可能性があることを理解しておくべきです。
両建ての注意点②:ロスカットリスクと維持率管理
今回は、LIGHT FX内の同一口座で両建てするので関係ありませんが、もし仮に他の会社との間で両建てする際には注意点があります。両建てでは基本的に評価損益は相殺されますが、口座ごとに証拠金維持率が計算される点には要注意です。
たとえば、以下のような状況を想定しましょう。
-
A口座(LIGHT FX)で買い建玉:レート下落で評価損拡大
-
B口座(他社)で売り建玉:レート下落で評価益拡大
トータルでは損益ゼロに近くても、LIGHT FX側の評価損が急拡大すると、維持率が下がりロスカットの危険が出てきます。
よって、両建てであっても、
-
各口座ごとの評価損益
-
証拠金残高と維持率
を常にチェックする必要があります。
両建て=放置OK、という誤解を避け、維持率管理・スワップ更新チェック・レバレッジ調整といった運用管理が欠かせません。そうならないためにも同一口座内で両建てができるFX業者を選びましょう。

両建ては、正しい条件と設計で活用すれば、為替変動のリスクを抑えつつスワップ利益を安定して狙える強力な手法です。
-
スワップ差益による実質的な不労収入
-
値動きに振り回されない安定運用
-
長期視点での資産形成に向く
といったメリットがあります。
しかし、油断すると維持率低下やスプレッドコストの蓄積、スワップ条件の変化といったリスクに晒される可能性もあるため、「仕組みを正しく理解した上での戦略設計」が不可欠です。
この両建て戦略を使いこなせれば、従来のスワップ投資とは一線を画す、低リスクかつ高安定の資産形成モデルが実現できるはずです。
スプレッドの影響とリスク管理
「見えないコスト」こそ最大のリスク
FXで両建てを実践するうえで、最も見落とされがちなのが「スプレッドの影響」です。
スワップ差益だけに注目すると、日々のプラス収支ばかりに目がいきますが、スプレッドという“隠れコスト”がじわじわと利益を削ることも忘れてはなりません。
スプレッドとは?両建てに与える影響
スプレッドとは、FXにおける「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の差のこと。たとえば、トルコリラ円の価格が以下のようだったとします。
-
買値(Ask):3.210円
-
売値(Bid):3.200円
この場合、スプレッドは1.0銭(=0.01円)です。1ロット(10,000通貨)あたりの実質的なコストは、0.01円×10,000通貨=100円。
つまり、ポジションを持った瞬間に100円の“見えないマイナス”が発生しているということになります。
両建てでは、買いと売りのポジションを2つの口座で同時に持つため、それぞれにスプレッドコストが発生します。したがって、両建ての初期段階では200円程度のマイナスが前提になると考えておきましょう。

つまりマイナスからのスタートからしか始められないということです。ここは初期コストとして涙を呑んで我慢しましょう。
一見すると「たかが100円〜200円」と思われがちですが、両建てのような長期運用では、このスプレッドコストがボディブローのように効きます。
仮に、以下のような条件でシミュレーションしてみます。
-
両建て1セットのスプレッド差:0.02円(=200円/1ロット)
-
毎月10ロットの新規両建てを追加
-
年間で新規建て120ロット
→ スプレッドコストの累積:200円 × 120ロット = 24,000円/年
これは、何もしなくても確実に支出される「固定費」に近く、スワップ差益を圧迫する要因となります。
したがって、スワップ差益だけでなく、スプレッドの水準・業者選定も両建て戦略の成否を分ける鍵となるのです。

とはいっても、固定費を払い終えればあとはウハウハの利息生活です。
「ズレ」と「スリッページ」によるリスク
スプレッドに加えて注意すべきが、注文時の「価格ズレ(スリッページ)」です。
理想は両建て2つのポジションを「同時」に建てる必要がありますが、業者ごとに
-
約定スピード
-
注文処理の精度
-
約定価格の滑り(スリッページ)
に違いがあります。
このため、「同じタイミングで発注したつもりが、買いは4.205円で約定、売りは4.215円で約定」といった“価格ズレ”が生じることがあるのです。
このズレが大きくなると、為替変動で利益が出るどころか、両建てポジションなのに損が出ているという本末転倒な事態に陥ります。

そこはスワップポイントで挽回するしかないです。
スプレッド拡大のタイミングを避ける
FX業者は市場の流動性が低い時間帯にスプレッドを広げる傾向があります。
典型的な例は以下の時間帯です。
-
日本時間早朝(6:00~8:00)
-
米国市場クローズ直後(5:00~6:00)
-
経済指標発表時
この時間帯で新規ポジションを建てると、普段より大幅に広がったスプレッドで損をする可能性があります。
これを防ぐには、
-
取引は日本時間の昼〜深夜0時頃までに限定
-
経済指標カレンダーを確認して取引回避
-
急変時は発注を控える or スリッページ許容幅を制限
といった対応が効果的です。

スプレッドは、目に見えない形で資産を少しずつ削っていく存在です。
両建て戦略を成功させるためには、
-
スプレッドの狭い通貨・業者を選ぶ
-
建値ズレ・スリッページを管理する
-
スプレッドが広がる時間帯を避ける
-
毎月の新規建てコストを見積もって設計する
といった「損を最小限に抑えるリスク管理」が不可欠です。
おすすめ通貨ペア/トルコリラ円に絞る理由
通貨ペアの選定が大事
「両建て×LIGHT FX」の戦略で収益を安定させるには、通貨ペアの選定が極めて重要です。通貨ごとにスワップポイント、スプレッド、変動幅、信用リスクが異なるため、適切なペア選びが資産運用の成否を分けます。
高金利通貨3強比較:トルコリラ・南アフリカランド・メキシコペソ
両建てに向く通貨ペアとして、以下の3つがよく取り上げられます。
通貨ペア | 買いスワップ(円) | 売りスワップ(円) | スプレッド |
---|---|---|---|
トルコリラ円 | +74.2 | -74.2 | 1.40 |
トルコリラ円(L) | +76.0 | -76.0 | 1.38 |
南アフリカランド円 | +28.2 | -28.2 | 0.90 |
南アフリカランド円(L) | +29.2 | -32.0 | 0.88 |
メキシコペソ円 | +32.2 | -32.2 | 0.30 |
メキシコペソ円(L) | +33.0 | -33.0 | 0.18 |
この中でスワップ差(買い(L)−売り)が最も大きいのがトルコリラ円の+1.8円前後です。メキシコペソ円は0.8。南アフリカランド円は+1円ですね。
また、価格帯が1リラ=3円台と低く、ロット単位での管理がしやすいという特徴もあります。
好みの銘柄を選びましょう。
2025年6月2日分の調べになりますが、10Lot(100,000通貨)あたりの買スワップで
メキシコペソ/円 LIGHT(MXN/JPY LIGHT)は190 円
トルコリラ/円 LIGHT(TRY/JPY LIGHT)は390 円
南アフリカランド/円 LIGHT(ZAR/JPY LIGHT)は161 円
になります。
私が考えるトルコリラ円の優位性
スワップ差益が大きい
最大の特徴は、買いと売りのスワップ差が安定してるということ。これにより、両建てでも毎日純粋な利益が積み上がる構造が作れます。
例:1ロット(1万通貨)×スワップ差1.8円=1日18円の実質収益
→ 月30日で540円/年6,570円
10ロット保有なら、年ベースで約7万円のスワップ差益が“為替変動を受けずに”得られる計算です。
長期下落トレンドが一服している
トルコリラは2010年代以降、対円で長期的な下落が続いていましたが、2024年以降は底打ち感があり、極端なボラティリティのリスクが減少傾向にあります。ただ2014年には1リラが50円前後だったのが、2025年には3円台まで急落していることは念頭に置いておきましょう。
為替が乱高下しづらくなった分、両建てでポジションが大きく損失側に傾くリスクが減り、安定運用がしやすい(!?)のです。つまり、さすがにこれ以上トルコリラが下がらないだろうと考えています。

まあ、それでもトルコリラは政治的および経済的な要因が複雑に絡み合い、不安定な状況が続くと予想されます。
リスクへの備えと撤退ライン
「絶対安全」は存在しない。だからこそ“出口戦略”を持つ
「両建て×LIGHT FX」は、為替変動リスクをほぼゼロに近づけつつ、日々スワップ差益を得られる手法です。しかし、現実には以下のような“想定外”のリスクが常に潜んでいます。
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スワップポイントの逆転(正→負への転換)
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異常なスプレッド拡大
-
為替レートの急変動
-
ロスカット水準の急接近
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サービス・スワップ仕様変更
これらに対して無策でいると、「積み上げてきたスワップ益が一瞬で吹き飛ぶ」事態になりかねません。
-
両建てスワップ戦略における“5つの主要リスク”
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リスクごとの対策と撤退基準
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損失を抑えて撤退する出口戦略の設計
以上の3つを解説します。
リスク1:スワップ逆転
もっとも警戒すべきリスク
「買いスワップが高く、売りスワップが低い」というバランスが崩れると、両建てのスワップ差益がマイナスになる可能性があります。
■ 対応策・撤退ライン
-
毎朝のスワップ付与履歴で「差益」を確認
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差益が+10円を下回ったら“注意領域”
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差益が0円未満になったら即撤退(または一時解消)

差益の“維持”こそが両建て戦略の肝。ここが崩れたら継続の意味が薄れます。
リスク2:スプレッドの異常拡大
両建てバランスが崩壊する瞬間
LIGHT FXでは、通常のスプレッドは安定していますが、
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早朝(6時〜7時)
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重要経済指標発表の前後
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週末またぎ
などでは、スプレッドが一時的に3〜5倍以上に広がることがあります。
このとき、両建ての片方を誤って決済してしまうと、
→ もう片方が“裸建玉”となり、一気に為替リスクにさらされることになります。
■ 対応策・撤退ライン
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スプレッド拡大が頻発する時期(年末・連休前)には新規建玉を避ける
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すでに建てている両建てについては、広がりが収束するまで決済を保留
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スプレッドが5.0銭以上になったら即時操作を控える

無理に触らず「静観」することが最大の防御となる局面もある。
リスク3:為替レートの急変動
両建てでも完全ではない
「両建てなら為替は関係ない」と思われがちですが、以下のような状況では例外です。
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片方の建玉がロスカットラインに近づいているとき
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スワップが偏っていて“実質両建て”になっていないとき
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ロット数がずれているとき
また、為替が一定以上動くと、口座全体の評価損益が膨らみ、証拠金維持率が低下してロスカットの危険が増します。
■ 対応策・撤退ライン
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維持率は最低でも400〜500%以上をキープ
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トルコリラ円なら、想定変動幅を±3円程度に設定
リスク4:ロスカットラインの接近
両建てでも“強制決済”はある
両建て戦略の根幹を揺るがすのがロスカットの発動です。
たとえ為替変動が関係ない戦略であっても、評価損が一定水準を下回れば自動的に強制決済されます。
特に要注意なのは、
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建玉の一方が大きく評価損を抱えたまま
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維持率が300%以下に接近した場合
です。詳しくはマネーパートナーの公式サイトに書いてあります。
■ 対応策・撤退ライン
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常に維持率500%をひとつの安全基準に
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口座資金が減った場合は、ロットを減らすか追加入金で調整
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ロスカットレベルに接近したら、一時的にポジションを減らし“片建て”にするのも視野に
リスク5:サービス仕様変更・政策リスク
■ スワップポイントの大幅変更
過去には、トルコ中銀の利下げや金利政策転換により、
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スワップが1日で半減
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逆転し、マイナススワップに転落
といったケースもあります。また、LIGHT FX側でスワップ配分方針が変わるリスクもゼロではありません。
■ 対応策・撤退ライン
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政策金利の発表タイミング(月1回など)を事前チェック
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発表前にポジションを一時的に解消するのも一案
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スワップが2日連続で大幅に変動(例:±20円以上)したら警戒レベル
“撤退ライン”の明確化が最強の防衛策
ルールを明文化する
投資において「撤退ラインが曖昧」なのは最大のリスクです。
以下のように、自分だけの明確なルールをあらかじめ設定しておきましょう。
仮設定
条件 | 内容 |
---|---|
スワップ差益が+5円未満 | 即撤退を検討 |
TRY/JPYが2円割れ | 状況により全決済して様子見 |
維持率が300%以下 | ポジションを半分決済 or 追加入金 |
スプレッドが5.0銭以上 | 操作を一時中止、様子見 |
スワップ付与が2日以上ゼロ | 原因を精査し、撤退検討 |

曖昧にしない。「条件を満たしたら機械的に行動」する。感情ではなく“数字”で判断。これが両建て成功者の共通点です。
スワップ差益をコツコツ積み上げる戦略は、言い換えれば「小さな利益を長期で守り抜く戦い」でもあります。
そのためには、常に“撤退戦”の準備が不可欠です。
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毎日のスワップチェック
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為替と維持率の常時モニタリング
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撤退基準を数字で明文化
これらを徹底することで、想定外に耐え、資産を守りながら再挑戦することも可能です。

「勝ち続ける人は、逃げ方を決めてから戦っている」
ちょっとカッコイイこと言ってみました。
よくある質問とリアルな疑問への回答
「うまく回らない」には、必ず理由がある
「両建て×LIGHT FX」は理論的には堅実な利益を狙える戦略です。しかし実践してみると、以下のような悩みに直面する方が多くいます。
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「スワップ差益が安定しない」
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「両建てなのに含み損が不安」
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「ロスカットが怖くてロットを増やせない」
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「いつ決済すればいいのかわからない」

「両建てなら為替変動は関係ない」は本当ですか?

“理屈上はそうだが、実務上は為替を無視してはいけない”というのが正解です。
たとえば
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買い:5万通貨/売り:5万通貨 ⇒ 為替変動は相殺される
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しかし、どちらかに偏りがあると、含み損益は動く
また、評価損が膨らむと維持率が下がるため、ロスカットの危険が高まるという点でも「為替変動を無視してよい」とは言えません。
“為替変動を無効化できるのはバランスが保たれている時だけ”
⇒ 継続的にロット数・建玉のバランス管理が必要です。

「維持率っていくらを目安にすれば安全ですか?」

私の数少ない経験では、以下を基準にするのが現実的です。
維持率 | 状況 | 対応 |
---|---|---|
1,000%以上 | 極めて安全 | 余力が十分 |
500〜800% | 安定運用圏内 | この範囲を基本とする |
300〜500% | 要注意ライン | ロスカットを意識し始める |
300%未満 | 危険水準 | 追加入金や建玉縮小を検討 |

「スプレッドが広がるとどうなる?操作は避けるべき?」

はい、スプレッドが広がっている時は絶対に建玉・決済を行うべきではありません。
スプレッドが広がると、建てた瞬間に大きな含み損が発生します。
特に両建ては片方でもレートずれが起きるとバランスが崩れ、“為替リスクあり”の片建て状態になる可能性があります。
避けるべき時間帯例
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平日早朝(AM6:00〜7:00前後)
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雇用統計・政策金利発表などの重要指標前後
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週末クローズ直前(金曜深夜)

「ロット数の設定はどうすればいいですか?」

基本は、「安全運用で維持率500%以上を維持できるロット数」です。
以下のようなシミュレーションを元に決めましょう。
■ 想定例:資金50万円/TRY/JPY:18円/LIGHT FX
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必要証拠金(10,000通貨) ≒ 18円 × 10,000 × 4% = 約7,200円
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50万円÷7,200円 ≒ 約69ロット分(理論上)
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しかし、実際は余裕をもって「10〜15ロット前後」が現実的

証拠金があるからといってMAXまでロットを建てるのは危険。
“維持率500%”を基準に逆算するのが安全なロット設計です。シミュレーションしましょう!

「スワップの確認はどうやる?変動にはどう対応すべき?」

スワップは毎朝「LIGHT FXの付与実績画面」で確認可能です。
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特に両建て中は「買いと売りの差益」を毎日記録するのが理想
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3日連続でスワップ差益が明らかに減少した場合、運用の見直しや撤退を検討
具体的に見るべき点
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「前日比での変動幅」
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「数日連続で買いスワップが下がっていないか」
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「売りスワップが上昇していないか」

差益が+10円を下回ったら注意信号、+5円未満で撤退視野に入れる。

「どのくらいの期間で成果を実感できますか?」

初期に設定したロット数やスワップ差益にもよりますが、2〜3カ月で“地味ながら確かな成果”を感じ始める方が多いです。

「税金の扱いは?確定申告は必要?」
FXによるスワップ益は、以下のように扱われます。
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「先物取引に係る雑所得等」扱い
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申告分離課税(税率:所得税15%+住民税5%+復興特別所得税)
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年間利益が20万円を超えた場合、確定申告が必要
※ 20万円未満でも、他の所得状況によっては申告が必要になる場合あり。

スワップ益も立派な課税対象。副業扱いの人は注意しましょう。

「何年でもこの戦略は通用しますか?」

正直に言えば、「通用する期間には限界がある可能性が高い」と言わざるを得ません。
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政策金利が変わればスワップも大きく変動
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スプレッドやスワップ条件が変更されるリスク
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国際情勢や金融政策によって“うまみ”が急に消える可能性
ですので、「永遠に安定的に稼げる戦略」ではなく、期間限定の収益モデルと割り切るのが安全です。

「いまから始めるべきですか?タイミングは重要?」
結論としては「条件が揃っていれば、今すぐでも始める価値はある」と考えます。
条件とは
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買いスワップが高く、売りスワップが低い(差益が+80円以上ある)
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トルコリラやメキシコペソが比較的安定している時期
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自分の資金・維持率に余裕がある
現状(2025年6月時点)では、まだこの戦略は通用しており、

“今のうちに仕込んでおくこと”が利益の最大化に繋がると考えています。
最後に
あなたはすでに「再現性ある資産形成の選択肢」に触れています。
ここまで「両建て×LIGHT FX」という戦略の全容を解説してきました。その総まとめと共に、この戦略がなぜ“現代における少数派の正攻法”になり得るのかを振り返り、実践に移すための一歩を後押しする内容をお届けします。
なぜ「両建て×LIGHT FX」が今、有効なのか?
本戦略の本質はシンプルです。
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高金利通貨のスワップ差益を狙い
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買いと売りを両建てで保有することで
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為替リスクを極限まで抑え
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日々のスワップを積み上げていく
FX=投機のイメージが強い日本において、この戦略は真逆です。
ポジションは一度持てば基本放置。コツコツと金利差を“受け取り続ける”という姿勢は、まるで不動産投資のキャッシュフロー型運用に近いといえるでしょう。
そして何より、以下のような現代的背景がこの手法の優位性を後押ししています。
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世界的な金利格差の拡大
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円安傾向と新興国通貨の金利上昇
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日本の金利上昇が限定的である現状

今、円安傾向にあるかと言われると何とも言えないラインですが、日銀の利上げは限定的だと考えています。
こんな人に向いている戦略です
本戦略は「ギャンブル的なFX」ではなく、堅実に増やしたい人向けの投資法です。以下のいずれかに当てはまる方には特におすすめです。
● 1. 本業が忙しく、日中チャートを見られない人
⇒ 両建て戦略は基本放置型なので、兼業投資家に最適です。
● 2. 積立投資のように「ゆっくりでも確実に増やしたい」人
⇒ 日々のスワップ差益は確実性が高く、安定志向の方に◎。
● 3. 少額でも資産形成を始めたい人
⇒ 1万円〜でも運用可能。資金に応じたロット調整が容易です。
● 4. 長期視点で“インカムゲイン”を増やしたい人
⇒ 株の配当金や不動産収入と同じく、スワップは“定期収益”に。
注意点と“向いていない人”の特徴
一方で、以下のような思考傾向がある方には、あまり向いていません。
● すぐに大きなリターンを求める人
⇒ 両建ては“地味な戦略”です。短期間での爆益は想定していません。
● 維持率や証拠金を日々管理できない人
⇒ 数日に一度の管理は必要です。完全放置はリスク。
● 市場環境の変化に無関心な人
⇒ スワップ条件やスプレッドは変動します。定期的な確認が不可欠です。
副業が続かない人こそ“FXスワップ運用”に向いている
多くの人が副業で挫折する理由は「時間がない・収入が不安定・続けられない」の3つです。
その点、「両建て×スワップ運用」は
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放置しても収益が積み上がる
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時間をあまり取られない
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続けるほど収益が安定する
という“副業の弱点をすべて潰した仕組み”ともいえます。
私も副業をいくつも試しましたが、この手法が「手間少な目で結果が残る仕組み」として、リスクとリターンのバランスが取れているのかなと思います。

最初に前述したように両建ては資産が増えるスピードがゆっくりなため、私は両建て戦略を諦めて、よりリスクの高い買いスワップのみやっています。
今のあなたが動けば、明日には“資産が働いてくれる”
この記事の冒頭でお伝えした通り、「資産形成には再現性が不可欠」です。
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投資知識がなくてもできる
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本業があってもできる
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小資金からでもできる
この3条件を満たした戦略は、そう多くはありません。
「とりあえずやってみる」だけで、学びながら資産が増える
そんな環境を今すぐ手にすることができます。

「迷っている時間こそが、最大の機会損失」
あなたの時間を資産に変える一歩を、ぜひ今日から踏み出してみてください。
また、今後も最新スワップ情報や戦略のアップデート記事を発信していきます。
引き続き、当ブログをよろしくお願いいたします。