4月29日は「豊後高田昭和の町の日」
毎年4月29日は、「昭和の日」として知られていますが、大分県豊後高田市ではこの日を「豊後高田昭和の町の日」として制定。懐かしい昭和の街並みを再現した観光エリア「昭和の町」の魅力を全国に発信する記念日となっています。
「豊後高田昭和の町の日」とは?
この記念日は、豊後高田市が2001年から取り組んできたまちおこしプロジェクト「昭和の町」をより多くの人に知ってもらうことを目的に制定されました。市、商工会議所、地元商店街が一体となって、昭和30年代を再現した街並みを整備。レトロな看板や店舗、懐かしの商品が並ぶ商店街には、訪れる人々の心を和ませる“昭和の空気”が漂っています。
昭和の日に合わせたイベントが満載!
4月29日には、「昭和の日イベント」と題したユニークな催しが盛りだくさんです。
ちゃぶ台返し選手権
昭和の家庭の象徴ともいえる“ちゃぶ台”を使ったイベント。ストレス発散にもなり、観客の笑いを誘うユニークな競技です。審査のポイントは「豪快さ」や「叫びのインパクト」など。
大道芸フェスティバル
通りを舞台に、昔懐かしいパフォーマンスや大道芸が披露され、子どもから大人まで楽しめる空間が広がります。
これらのイベントは、懐かしいだけではなく、訪れる人々同士の心の交流や笑顔を生み出す、地域密着型の体験となっています。
豊後高田市の“記念日戦略”
豊後高田市は、「昭和の町の日」だけでなく、以下のような記念日も制定しており、地域の魅力を効果的に発信しています。
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1月10日:豊後高田市移住の日
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2月13日:豊後高田市恋叶ロードの日
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8月10日:豊後高田市全力発展の日
このように、記念日を通じて観光・移住・地域振興に取り組む姿勢は、地方創生モデルとしても注目されています。
豊後高田「昭和の町」の見どころ
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レトロな商店街:駄菓子屋や雑貨店、昭和風喫茶店など、どこか懐かしい風景が広がる。
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昭和ロマン蔵:昭和時代の生活道具や車などを展示。昭和を知らない世代も楽しめる博物館。
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人とのふれあい:店舗の方々が温かく迎えてくれ、まるでタイムスリップしたかのような気持ちに。
まとめ:昭和の記憶が今も息づく場所へ
「豊後高田昭和の町の日」は、ただの記念日ではありません。“人の温かさ”と“街の記憶”が生きる特別な場所に出会う日”でもあります。
全国的にも珍しい「昭和をテーマにしたまちづくり」をぜひこの機会に体験してみてはいかがでしょうか。ノスタルジックな感動と、忘れかけていた人との繋がりを、きっと思い出させてくれるはずです。

「どこか懐かしいのに新しい。昭和の町が、心の奥を揺さぶる。」