3月6日は「弟の日」
3月6日は「弟の日」。兄弟姉妹の性格や関係性をテーマにした研究で知られる漫画家・畑田国男氏が1992年に制定した記念日です。
「兄の日」(6月6日)、「妹の日」(9月6日)、「姉の日」(12月6日)に対し、「弟の日」はそのちょうど3ヵ月前にあたる3月6日が選ばれたと考えられています。公式な制定理由は明らかにされていませんが、兄弟姉妹構成を意識した連携記念日として位置づけられています。
弟という存在が持つ家族内での特徴とは?
「弟」は、家庭の中で最も下の立場になることが多く、兄や姉の背中を見て育つ存在です。親からは末っ子として可愛がられ、兄姉からは守られる立場にあるため、自然と甘え上手で人懐っこい性格が育まれる傾向にあると言われています。
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また、自らが先頭に立って引っ張るよりも、誰かについていくスタンスをとるケースが多く、リーダーシップを発揮するよりも協調性やサポート力に長けている場合が多いのも特徴です。
なぜ「弟ちゃん」とは呼ばないのか?家族内での呼び方の不思議
家庭内で兄や姉のことは「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」と呼びますが、不思議なことに「弟ちゃん」「妹ちゃん」とはあまり言いません。これは家族の中で一番年下の子の名前が基準になって呼称が決まるという文化的背景があるからです。
たとえば、一番下の子どもは名前で呼ばれ、それより上の兄や姉は役割(兄・姉)で呼ばれるという習慣が、自然と家庭内で形成されています。
【豆知識】「いい兄さんの日」もある!
ちなみに、11月23日は「いい兄さんの日」として制定されており、兄弟構成にちなんだ記念日は数多く存在します。こうした記念日は、家族の絆を見つめ直す良いきっかけとなります。

「弟に兄の大きい背中を見せたい所存」