6月2日は「路地の日」
6月2日は「路地の日」です。この記念日は「6(ろ)2(じ)」の語呂合わせに由来し、路地の歴史的価値や風情の良さを再認識することを目的に、長野県下諏訪町の「下諏訪町の路地を歩く会」という会が制定した記念日です。この記念日は、路地の風情を楽しみ保存することを目的としています。
長野県下諏訪町は、かつて中山道と甲州街道が分岐する宿場町として栄え、裏道や路地が多い町として有名です。
路地の意味と歴史
本来、「路地」は「露地」と書き、屋根や覆いのない場所を指します。仏教では、野外で行う修行や煩悩や束縛のない境地を意味します。長野県下諏訪町の「路地を歩く会」が、この路地の良さを再発見しようと「路地の日」を制定しました。
路地の日のイベント
「路地の日」には、下諏訪町の「路地を歩く会」が中心となって、町の路地の風景を楽しむイベントを行っています。例えば、2018年には、会長の小口惣三郎氏が、下諏訪を愛した永六輔さん、小沢昭一さん、岡本太郎さんの碑を巡る散策会を開催しました。このイベントでは、町の代表的な路地「蔵道」や、甲州街道と中山道の合流点にある永六輔さんの「綿の湯」の碑、下社春宮近くの岡本太郎さんの「万治の石仏」の碑などを巡りました。