10月3日は「とろみ調整食品の日」
毎日の食事やお茶の時間、何気なく飲み込んでいる水分ですが、加齢や体調の変化によって飲み込む力が弱まると、むせたり気管に入ってしまったりすることがあります。そうした誤嚥のリスクを軽減するために欠かせないのが「とろみ調整食品」です。
10月3日は、そんな食の安全を支えるとろみ調整食品の大切さを見つめ直す記念日として制定されています。
「とろみ調整食品の日」の由来と目的
この記念日は、神奈川県相模原市に本社を置き、介護医療食品の開発や販売を手がける株式会社フードケアによって制定されました。日付は「と(10)ろみ(3)」と読む語呂合わせに由来しており、一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されています。
高齢化が進む現代社会において、高齢者の誤嚥による窒息事故や誤嚥性肺炎は深刻な課題のひとつとされています。そのため、誤嚥事故や肺炎を未然に防ぎ、とろみ調整食品の正しい使い方を広く知ってもらうことを目的としてこの日が設けられたといわれています。
とろみ調整食品が持つ役割とメリット
水やお茶などのサラサラとした液体は、のどを通過するスピードが速いため、飲み込むタイミングが合わないと誤って気管に入りやすくなります。とろみ調整食品を使用することで、以下のような効果が期待できるとされています。
- 液体に適度な粘度をつけ、のどを通る速度を緩やかにする
- 口の中でバラバラにならず、ひとかたまりにして飲み込みやすくする
- 飲み物の温度や味を大きく変えずに、安全な水分補給をサポートする
適したとろみの状態は一人ひとりの嚥下機能によって異なるため、適切な製品を選び、正しい濃度で使用することが極めて重要とされています。
「とろみ調整食品の日」のおすすめの過ごし方
今日という日をきっかけに、ご自身やご家族の「食べる・飲む」環境に目を向けてみてはいかがでしょうか。
食事中やお茶を飲んでいるときに、最近むせることが増えていないかなど、普段の様子をやさしく確認してみるのもよい試みです。また、ドラッグストアや介護用品売り場などで実際にどのようなとろみ調整食品があるのかをチェックしてみるだけでも、いざというときの備えや知識につながります。
大切な家族がいつまでも美味しく安全に食事を楽しめるよう、誤嚥予防について話し合ってみるのもおすすめの過ごし方です。
まとめ
10月3日の「とろみ調整食品の日」は、普段は意識しにくい「飲み込む力」と、それを助けるサポート食品の大切さを知る絶好の機会です。
食べる喜びと命の安全を支える工夫として、正しいとろみの知識や誤嚥対策に関心を持っておきたいところです。ぜひ今日をきっかけに、家族みんなの健やかな食生活について考えてみてください。

家族の食事中のむせ込みが気になっていたので、とろみ調整食品について調べる良いきっかけになりました。

