7月29日は「謎肉の日」
毎年7月29日は、カップヌードルの中にひっそりと潜む「謎肉(なぞにく)」を祝う日。
その名もずばり——「謎肉の日」!
日清食品ホールディングスが制定したこの記念日は、名前の通り「な(7)ぞにく(29)」の語呂合わせから誕生しました。
SNSでも話題になりやすく、カップヌードルファンの間では伝説の具材として愛され続けています。
謎肉とは?正体は“ダイスミンチ”改め「味付豚ミンチ」
「謎肉って一体なに?」
その正体は実は意外とシンプル。
正式名称は「味付豚ミンチ」。
以前は「ダイスミンチ」と呼ばれており、豚肉のミンチに大豆・野菜などを混ぜてフリーズドライ加工したものです。
四角いフォルム、独特の旨味と歯ごたえ、スープとの相性抜群。なぜかクセになる“謎の存在感”が、多くの人を虜にしています。
なぜ「謎肉」と呼ばれるようになったのか?
「謎肉」という呼び名が生まれたのは、インターネット掲示板「2ちゃんねる」でのこと。
「この肉なんなんだ?」「謎の肉がうまい」といった投稿から、自然とこのニックネームが定着。
公式にも長年「正体不明」とされ、正体を明かさない演出が話題性を生んだのです。
今では日清食品自身も「謎肉」を商標として受け入れ、販売戦略に活用しています。
「謎肉祭」や「謎肉放題」も登場!人気は加速中
「謎肉の日」を盛り上げるため、日清食品では過去にさまざまな謎肉特化商品を販売してきました。
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2016年:「カップヌードルビッグ 謎肉祭」
→ 謎肉を10倍使用!爆発的ヒットで即完売 -
2023年:「謎肉まみれ」
→ 通常の4倍量の謎肉を詰め込んだ一杯 -
2024年:「謎肉放題」
→ なんと謎肉だけを袋で単体販売!
中には鶏肉ベースの「白い謎肉」が入ったチリトマトヌードルもあり、味や見た目のバリエーションも増えています。
名前の由来は社長の決断「ミートショック」から「謎肉祭」へ
実は「謎肉祭」というネーミングは、日清食品社長の安藤徳隆氏が直々に提案したもの。
当初は「ミートショック」という名前も検討されていましたが、「謎」というキーワードが持つインパクトとワクワク感を優先し、あえて“謎”を前面に出す方向で決定されました。
この決断が功を奏し、今や「謎肉」は日清食品のアイコン的存在に。
謎肉の日をきっかけに、“あの肉”の魅力を再発見!
「謎肉」は単なる具材ではありません。
40年以上も愛されてきたカップヌードルの中で、ファンとの対話を生み出してきた存在です。
7月29日の「謎肉の日」には、SNSでの投稿や商品キャンペーンも盛んに行われます。
まだ謎肉を食べたことがない人も、この日をきっかけに“謎肉デビュー”してみてはいかがでしょうか?
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