10月1日は「まずい棒の日」
10月1日は、ユニークなネーミングで全国的な話題を呼んだスナック菓子にちなんだ「まずい棒の日」です。
千葉県銚子市を走るローカル鉄道「銚子電気鉄道(銚子電鉄)」が制定し、2018年に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。
インパクト抜群の名前を持つこのお菓子は、単なるウケ狙いではなく、鉄道会社の存続をかけた切実な思いから誕生したというユニークな背景を持っています。
「経営状況がまずい」から生まれた自虐の記念日
「まずい棒」という衝撃的な名前を考案したのは、同電鉄のイベント「お化け屋敷電車」などを企画・演出した怪談蒐集家の寺井広樹氏とされています。その名前の由来は、味ではなくまさに「会社の経営状況がまずい」という現状にちなんだものでした。
日付の由来となっているのは、ホラー漫画界の巨匠・日野日出志氏が手掛けたパッケージキャラクター「まずえもん」の誕生日です。架空の年号である「安銚18年9月31日」が10月1日を指すことから、この日が記念日として選ばれました。
赤字からの大逆転を目指した救世主スナック
銚子電鉄といえば、名物の「ぬれ煎餅」が有名ですが、実は同社の収入の約7割をこのぬれ煎餅の販売が占めていた時期がありました。しかし、その主力商品の売り上げ不振や国の補助金減少などが重なり、再び大きな赤字に転落してしまいます。
そんな「本当にまずい」状況を打破するために開発されたのが、スナック菓子「まずい棒」でした。
- 名前の由来:「経営状況がまずい」という自虐的なユーモア
- 実際の味:「お客さまに本当にまずいものは売れない」という思いから、正直とても美味しい仕上がり
- 合言葉:竹本勝紀社長による「まずい…もう1本!」
発売当初はコーンポタージュ味からスタートし、自虐ネタを逆手に取った正直な美味しさが話題となって、銚子電鉄を支える新たな名物へと成長していきました。
「まずい棒の日」のおすすめの過ごし方
思わずクスッと笑ってしまう誕生秘話を持つ「まずい棒の日」。この日は、ユーモアと美味しさを楽しむ特別な一日にしてみてはいかがでしょうか。
・「まずい棒」をお取り寄せして味わってみる
名前に反してしっかりと作られた美味しさを、ぜひ自分の舌で確かめてみてください。家族や友人と「まずい…もう1本!」と言いながらシェアするのも楽しい時間になります。
・銚子電鉄のユニークな取り組みを調べてみる
ぬれ煎餅やまずい棒だけでなく、銚子電鉄はさまざまなアイデアで困難を乗り越えてきました。公式オンラインショップや関連情報を覗いてみることで、逆境を笑顔に変えるユニークな発想のヒントが見つかるかもしれません。
・ローカル鉄道の旅に思いを馳せる
のんびりとしたローカル線の魅力に触れ、いつか訪れてみたい旅先リストに銚子の風景を加えてみるのもおすすめです。
まとめ
10月1日の「まずい棒の日」は、厳しい経営難というピンチを、ユーモアと美味しいお菓子で乗り越えようとする銚子電鉄の挑戦から生まれた記念日です。
どんなピンチでも前向きなアイデアで楽しさに変えていく姿勢は、私たちの日々の暮らしにも元気を与えてくれます。今日は美味しいスナックを片手に、笑顔になれる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

「経営がまずい」からまずい棒だなんて、逆境を笑いに変える銚子電鉄のアイデアと逞しさに元気をもらいました!

