11月2日は「書道の日・習字の日」
パソコンやスマートフォンが普及し、キーボードやフリック入力で文字を打つことが当たり前の時代になりました。日常の中で「ペンや筆を握って文字を書く機会がめっきり減った」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな現代だからこそ注目したいのが、11月2日の「書道の日・習字の日」です。デジタルにはない手書きならではの温かみや、美しい文字と向き合う豊かな時間を思い出させてくれる記念日となっています。
記念日の由来と「書道」「習字」の違い
「書道の日」「習字の日」は、東京都千代田区九段北などに事務局を置く公益財団法人・日本習字教育財団によって制定され、一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。
日付は、「11」と「02」で「いい(11)もじ(02)」(いい文字)と読む語呂合わせに由来しています。多くの人に文字を書く楽しさや親しみを持ってもらい、手書きの大切さを伝えていきたいという願いが込められています。もともとは同財団の創立記念日である9月1日でしたが、より親しみやすい語呂合わせとして現在の11月2日に改定されました。
普段なにげなく使っている「書道」と「習字」ですが、実は目的やニュアンスに少し違いがあります。
- 習字(しゅうじ):文字を正しく、美しく整えて書く練習のこと。小中学校の授業では1958年以降「書写」という名称が使われています。
- 書道(しょどう):文字の美しさや個性を表現する東洋の造形芸術。2009年には中国の書道が無形文化遺産にも登録されており、精神や心を磨く一面も持ち合わせています。
どちらも手を使って文字を紡ぎ出すという点では共通しており、文字を通して心を整え、表現を豊かにする素晴らしい文化といえます。
「書道の日・習字の日」のおすすめの過ごし方
「毛筆を広げて墨をするのは少しハードルが高い……」という方でも、気軽に文字と向き合える素敵な過ごし方があります。ぜひ今日の機会に試してみてはいかがでしょうか。
- お気に入りのペンで丁寧にメモを書いてみる:普段の買い物リストや手帳の予定を、姿勢を正して一文字ずつ丁寧に書いてみるだけでも、気持ちが引き締まります。
- 大切な人へ一筆箋や手紙を贈る:家族や友人、同僚へ、日頃の感謝を手書きのメッセージカードに添えて渡してみると、気持ちがまっすぐ伝わります。
- 筆ペンで自分の名前を書いてみる:コンビニや文具店で手に入る筆ペンを使い、自分の名前や好きな漢字を半紙やノートにじっくり書いてみるのもおすすめです。
心を込めて丁寧に手書きする時間は自分と向き合う心地よいリフレッシュにもつながります。
まとめ
11月2日は、手書き文字の魅力に触れる「書道の日・習字の日」です。
デジタルツールは素早く便利ですが、手書きの文字には書き手の個性や感情が宿る特別な力があります。今日は少しだけスマートフォンの画面を置いて、ほんの少し日常に「手書き」を取り入れてみるのはいかがでしょうか。ゆっくりと文字を紡ぐ時間が、穏やかで充実したひとときを運んでくれるかもしれません。

キーボードばかり使っていたので、今日は久しぶりにお気に入りのペンで丁寧に手紙を書いてみたくなりました。

