8月19日は「バイクの日」
風を切って走るバイクは、自由の象徴。そんなバイクに感謝し、安全運転の大切さを考える日が 「バイクの日(8月19日)」 です。
この記念日は、1989年(平成元年)に政府の交通安全対策本部(当時の総務庁)によって制定されました。日付の由来は、「バ(8)イ(1)ク(9)」という語呂合わせから。
本記事では、「バイクの日」の由来や目的、開催されるイベント情報、そしてバイクの種類や進化、さらには最新の電動バイク事情まで、バイクをもっと楽しむための知識をお届けします。
「バイクの日」は何のためにあるの?
バイクの日は、バイクに関する交通事故の防止と安全運転の啓発を目的とした記念日です。特に若者層に向けた安全運転講習や啓発イベントが、毎年この日を中心に全国各地で開催されます。
道路での安全は誰にとっても大切なテーマ。バイクは開放感が魅力ですが、その分、事故リスクも高い乗り物。だからこそ「バイクの日」は、ライダー自身が安全への意識を見直す絶好の機会なのです。ヘルメットに罅や割れが生じていないか、バイクのブレーキが効くか確認しましょう。
バイク好き必見!「バイク月間」とは?
実は、バイク関連の取り組みは1日だけではありません。
毎年7月〜9月は「バイク月間」 として、全国の自治体やバイク業界団体が一丸となって様々なキャンペーンやイベントを開催しています。
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バイク展示会
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試乗体験イベント
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プロライダーによるトークショー
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安全運転コンテスト
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バイク俳句・フォトコンテスト など
8月19日はそのハイライト的な存在として位置付けられており、まさに“バイクの祭典”とも言える期間です。町中を見渡せばこころなしかバイクの総数が増えているかもしれません。
そもそもバイクってどんな乗り物?バイクんの種類と魅力
バイクは、エンジン(またはモーター)を搭載した二輪車。通称「単車」とも呼ばれています。現在ではスタイルや性能によってさまざまな種類があり、それぞれ異なる魅力を持っています。
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原付バイク(50cc以下):街乗りに最適。通勤・通学の強い味方。
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小型自動二輪車(〜125cc):初心者でも扱いやすく経済的。
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普通自動二輪車(〜400cc):ツーリングにも対応。バランスの良さが魅力。
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大型自動二輪車(400cc超):本格派ライダー向け。パワーと迫力のある走り。
日本では排気量によって免許区分が異なり、ヘルメットの着用は法的に義務化されています。
進化するバイク。電動化の波が加速中!
近年、地球環境への配慮や燃料コストの上昇を背景に、バイク業界でも「EV(二輪電動車)」の導入が進んでいます。
国内外メーカーからは、都市部に適した小型の電動スクーターや、長距離ツーリングにも対応するハイスペックなEVバイクが登場。騒音も排ガスも出さない新時代のバイクは、若い世代からも注目を集めています。
バイクは自由とロマンの象徴
バイクに乗るということは、ただの移動手段ではありません。
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見たことのない景色を目指すツーリング
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仲間と走ることで生まれる絆
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季節の風を肌で感じる贅沢
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マシンとの一体感やメンテナンスの楽しさ
どれもバイクならではの体験ではないでしょうか。
8月19日はバイクと向き合う日
「バイクの日」は、ただの語呂合わせの記念日ではありません。
命を守る安全運転を考える日であり、バイクの楽しさを再確認する日でもあります。
もしあなたがバイクに乗っているなら、この日をきっかけに安全への意識を高めてみましょう。まだ乗ったことがない人も、ぜひ「バイクって面白そうだな」と興味を持ってみてください。

「自由を感じる風の中、安全も忘れずに――それが“本当のバイクライフ”。」