読書の秋が深まる11月。心地よい秋風を感じながら、静かにページをめくる時間を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
そんな読書にぴったりの時期である11月1日は、「本の日」に制定されています。普段はスマートフォンや電子書籍で読書を楽しむ方も、この日は紙の本が持つ魅力や、本屋さん独特の落ち着く空間に目を向けてみませんか。
11月1日は「本の日」
11月1日の「本の日」は、全国各地の老舗書店によって結成された「書店新風会」が制定した記念日です。2017年(平成29年)に、一般社団法人・日本記念日協会によって正式に認定・登録されました。
数字の並びと本に込められた由来
なぜ11月1日が選ばれたのかというと、その日付の並び方に秘密があります。「11」と「1」という数字の並びが、まるで本棚に本が綺麗に並んでいる姿に見えることに由来しているといわれています。
さらに、「想像や創造の力は1冊の本から始まる」というメッセージも込められており、数字の「1」から無限に広がる知の世界を表現しているとも考えられます。
この記念日を制定した「書店新風会」は、東京都区内を除く全国各地方の伝統ある書店が集まり、「出版界に新風を」をモットーに活動しているネットワークです。地域の読者のために出版物の供給態勢を守り、郷土出版や文化教室などを通じて地域の文化活動を支え続けています。
ネット通販で手軽に本が買える時代だからこそ、読者が本との出会いの場である書店へ足を運ぶきっかけをつくり、読書運動を活性化させることがこの記念日の大きな目的とされています。
「本の日」のおすすめの過ごし方
「本の日」を迎えた今日、本の世界をより深く楽しむためのおすすめの過ごし方をご紹介します。
- 街の書店をふらりと訪れてみる:背表紙を眺めながら店内を歩き、直感で気になった本を手にとってみる
- 気になっていた「積ん読」を1章だけ読む:買ったまま机に置いてあった本を開き、読書のきっかけをつくる
- お気に入りの本を誰かにシェアする:家族や友人に最近読んで面白かった本をおすすめしてみる
- 温かい飲み物を用意して読書空間を整える:お気に入りの紅茶やコーヒーを淹れ、秋の夜長に本とじっくり向き合う
あらかじめ探すタイトルを決めずに書店へ入ってみると、思わぬ装丁の美しさや印象的なPOPに惹かれ、普段は選ばない運命の1冊と出会えることがあります。リアルな書店ならではの偶然の発見を楽しむのも、本の日ならではの贅沢な過ごし方です。
まとめ
11月1日の「本の日」は、数字の1が本棚に並ぶ姿に由来し、1冊の本が持つ想像の力を再確認させてくれる記念日です。
今日という日をきっかけに、ぜひ近くの書店へ足を運んで、新しい物語や知識との出会いを楽しんでみてください。ページをめくるその指先から、きっと新しい世界が広がっていくはずです。

1が並ぶ様子が本棚に見えるという由来がとてもユニークで、帰り道にふらっと本屋さんに寄りたくなりました。

