11月3日は「みかんの日」
肌寒さを感じる日が増え、冬の訪れを意識し始める11月3日は「みかんの日」です。
全国果実生産出荷安定協議会と農林水産省によって制定された記念日で、「いい(11)みか(3日)ん」という語呂合わせにちなんでいます。なお、翌月の12月3日も同じ語呂合わせから「みかんの日」とされています。
これから本格的な旬を迎えるみかんですが、私たちが普段親しんでいる「温州(うんしゅう)みかん」には、興味深い歴史や名前にまつわる物語があります。
「みかん」の歴史と名前のルーツ
「みかん」は、甘い柑橘類という意味から漢字で「蜜柑」と書かれます。古くは「みっかん」と読まれていましたが、次第に呼びやすく縮まって「みかん」になったと伝えられています。
一般的に日本で単に「みかん」と呼ぶ場合、その多くは「温州みかん」を指します。この名前にまつわる主なエピソードを整理してみましょう。
- 名前の由来:柑橘の名産地として知られていた中国浙江省の「温州(おんしゅう/うんしゅう)」にあやかって名付けられたといわれています。
- 発祥の地:名前は中国の地名に由来していますが、植物としての温州みかんの原産地は日本の鹿児島県(長島)であるとする説が有力とされています。
- 欧米での呼称:欧米では「Mikan」のほかに「Satsuma」という名称で親しまれているケースが多くあります。これは幕末に薩摩藩からイギリスへ苗木が贈られた歴史などに由来するといわれています。
身近な果物でありながら、実は日本生まれの品種として海を越えて世界中で愛されてきた背景を持っています。
「みかんの日」のおすすめの過ごし方
「みかんの日」を迎えた今日、手軽に美味しく楽しめるおすすめの過ごし方をいくつかご紹介します。
まずは、スーパーや果物屋さんに立ち寄り、今年の新物みかんを手に入れてみましょう。この時期は皮が薄くてさっぱりとした酸味と甘みが楽しめる極早生(ごくわせ)や早生(わせ)みかんが多く並んでいます。ビタミンCや水分補給にもぴったりなみかんをおやつに取り入れることで、季節の変わり目のリフレッシュになります。
また、生のまま食べるだけでなく、皮をむいて冷凍みかんにしたり、ヨーグルトやサラダにトッピングしたりと、少しアレンジを加えた食べ方を試してみるのもおすすめです。
まとめ
11月3日の「みかんの日」は、「いいみかん」の語呂合わせから生まれた、季節の味覚を楽しめる素敵な記念日です。
日本で生まれ、「Satsuma」として世界に広まった歴史に思いを馳せながら、旬を迎え始めた美味しいみかんを味わってみてはいかがでしょうか。手軽に食べられる小さな果実から、深まりゆく秋と冬の訪れを感じてみてください。

温州みかんが日本発祥で、海外で「Satsuma」と呼ばれているなんて初めて知りました!今日はみかんを買って帰ります。

